三浦の河津桜も、開花が遅れているようです。
「東北地震のあった一昨年頃から遅くなったの、関係あるかな?」
とは、三浦在住の知人の弁。 それはどうかなぁ??
京急「三浦海岸」駅前の桜 R134沿道の桜も、まだ・・
大分咲いて来てはいますね。
「小松ヶ池」にも行ってみました。
満開は、来週末頃でしょうかね~
こちらは、京急「三崎口」駅横の桜並木です。
十三峠の先には、見晴らしの良いのどかな公園があります。
「塚山公園」
季節には約1,000本の桜をめあてに、大勢の花見客が訪れます。
今は、紅白の梅の花☆
園内の「三浦按針夫妻墓(供養塔)」
英国人ウィリアム・アダムス(三浦按針)は徳川家康の信任を得て
この地 逸見(へみ)村に250石の領地を与えられ外交顧問として
仕えたほか、砲術・造船術・航海術などの西洋文明を伝えました。
夫人は、日本橋大伝馬町の名主 馬込勘解由の娘とか。
本墓は長崎にあるそうです。
「港が見える丘」からは眼下に横須賀港を見下ろせ、遠く房総半島や横浜、
東京スカイツリーまで見え、「かながわの景勝50選」に選定されています。
今日はちょっと・・・
港湾には、米軍原子力空母の黒い巨大な姿も。
ふり返ると段々畑の向こうに、歩いてきた十三峠が望めます。
水道局の青いタンクも見えていますね。
↓
ここから下って行けば10数分で、京急線の「按針塚」駅にも「逸見」駅にも。
風はまだ結構冷たかったけれど、春めく陽射しの中を
19,343歩
「田浦梅林」から、右手の階段道を下って行きます。
途中で、見慣れない木を発見☆
「カゴノキ(鹿子の木)」
クスノキ科
木が成長すると、黒い樹皮の所々が剥げ落ちて鹿の子模様になるので、この名。
四国や九州など暖地に多く見られる木で、関東地方では珍しいようです。
下りきった所で京急線のガードをくぐり、そのまま行くとJR横須賀線「田浦」駅ですが
ガードのすぐ先を右折して民家の間の路地を進んで行くと、次第に細く急になる階段。
え、本当にこの道でいいの?と 心配になりながら
上って上って・・
やれやれ、峠道に出ました。
「十三峠」
江戸時代、江戸から奉行所のある浦賀に通じる幹線道路(浦賀道)の
途中にあり、当時は最大の難所だったそうですが、開発が進んだ
現在では人家と畑が混在し、車も通る舗装路になっています。
名前の由来は、保土ヶ谷から13番目の峠だからという説や この峠に
13体の仏像が祀られてあったからという説などあるようです。
左手遠くに海を望みながら、緩やかに道を上って行くと
野菜販売所があったり、先日の雪がまだ消え残っていたり・・
おや、鐘搗き堂みたい。お寺があったのかな?
「開拓記念碑」
1957(昭和32)年 建立
第二次大戦後の食糧対策として、県の指導で
20世帯が入植し、開拓が行われたようです。
市水道局配水池の青いタンクや NTTの電波塔を過ぎて・・
峠道は続きます。
犬連れで散歩する人やウォーキングツアーの団体と 時折すれ違いながら・・
(続)
今年はどこの梅も、開花が遅れ気味のようですね。
まだ早いだろうな~とは思うけれど・・待ちきれなくなって(?)
陽射しに誘われ、「田浦梅の里」へ ちょっと偵察に☆
息をはずませて、長い階段を上ると
「田浦梅林発祥之地」碑
さらに上って行くと・・
咲いている木もあるけれど
全体的にはやはり、まだこれからですね。
それでも今日はお天気も良く、ハイキングがてら 訪れる人が続々と☆
では‘猫’も・・
ひと息いれたら、右手に鉄塔が見えている
「十三峠」の方へ、ちょっくら足を伸ばしてみましょうか☆
(続)
図書館の帰り道、遠回りして久々の海岸散歩☆
海からの風に乗って、とてもいい香り~
ボランティアさんの丹精で、今年もたくさん咲きましたね。
ありがとうございまーす!!
陽射しが弱いと、海辺はまだ少し寒いですね・・・
17,275歩
この季節に熱海といえば・・やはり 此処ですよね☆
「熱海梅園」
パンフレットによると;
江戸末~明治の医学者 長與專齋(ながよせんさい)氏の提唱に応えて、
横浜の豪商 茂木惣兵衛氏らが1885(明治19)年に山林2.5haを拓き
数種類の樹木3,000本を植えて庭園を開いたのに始まるといいます。
3,439㎡の園内に、約730本の梅が妍を競います。 入園料: 大人¥300
一時は霰も落ちてくるという生憎の天候でしたが、早咲きで満開の木もあり
全体的には4~5分咲きといったところでしょうか。 結構楽しめました。
‘猫’の好きな白梅「青軸」も咲き始めていたし
「中山晋平記念館」
作曲家 中山晋平氏(1887-1952)の別荘を移築したもの。
氏遺愛の品々や関係資料などが展示され、童謡が流れていました。
ほかにも 「澤田政廣記念美術館」 「韓国庭園」を見て回り、足湯で温まって
足も軽くなり、豪邸と桜と梅で華やいだ気分になって帰途につきました。
今日は、坂を上ったり下ったりの連続だったなぁ!
24,867歩
明治の文豪 坪内逍遥が眠るお寺を訪ねてみました。
静かな住宅街の中の坂道を上って行くと
「錦峰山 海蔵寺」
臨済宗のお寺です。
境内奥の、海が見下せる高台に
坪内夫妻の墓所
青みがかった、庭石のような大きな伊予石でした。
坪内逍遥は美濃の人で、本名 坪内雄蔵(1859-1935)。
学生時代に訪れて以来 熱海を好み、のちに別邸を建設。
晩年は其処で静かに余生を送ったそうです。 没年77歳
境内に、「逍遥先生景慕之碑」
氏を敬慕する有志によって建立されたとか。
お寺の少し先に、長い建仁寺垣の「双柿舎」
1920(大正9)年築
建物・庭とも 氏自身の設計で、庭にある 樹齢200余年と
いわれる2本の柿の木に因み「双柿舎」と名付けられたとか。
現在は早稲田大学の所有。(氏は同大学文学部の開設者)
この日は閉鎖されていて、残念ながら中を見学できないので
入口の隙間から、チラリと覗いて見ちゃった・・・
「起雲閣」に展示されていた 氏が描いた戯画
「お夏狂乱」
字は無論のこと、絵もお上手なんですね~!
機会があれば、一度見てみたかった場所があります。
「起雲閣」
1919(大正8)年: 海運王・政治家 内田信也氏別邸として建設
1925(大正14)年: 鉄道王・政治家 根津嘉一郎氏別邸となる
1947(昭和22)年: 桜井兵五郎氏が旅館「起雲閣」として開業
2000(平成12)年: 熱海市が取得・整備し、一般に公開している
敷地面積: 約3,000坪 庭園面積:約1,000坪
入館料: 大人¥500
玄関でスリッパに履き替えて、時計周りに見学します。
「麒麟」という名の純和室
鮮やかな壁色は、内田氏の出身地石川県に因み
加賀藩では高貴な色とされていたそうです。
歪みのあるガラス戸は、当時のものでしょうか。
「玉姫・玉渓」
1932(昭和7)年 根津氏が建てた洋館は、2つの洋室とサンルーム。
「玉姫」
桃山風の天井や寺社風の装飾がある長押。
アールデコを基調としたサンルーム
硝子天井 タイル床
「玉渓」
ヨーロッパの山荘風だそうです。
覆いにサンスクリット語の装飾をあしらった暖炉。
入口の天井には、美しい色の竹が用いられています。
床柱のような太い丸柱は、古社の柱か江戸期の千石船の帆柱かとも。
「玉姫・玉渓」の外観
「金剛」
1929(昭和4)年 根津氏により建てられた洋間と浴室。
螺鈿細工のトランプ模様が嵌め込まれています。
中国風デザインのステンドグラス
ローマ風浴室
「孔雀」
1919(大正8)年 内田氏別邸の一部。
旅館だった頃、舟橋聖一氏が好んだ部屋だそうです。
旅館「起雲閣」当時は、山本有三・志賀直哉・谷崎潤一郎・太宰治など
著名な文豪諸氏が好んで滞在し、名作が生まれる舞台となったそうで
ゆかりの品々や資料などが展示されてありました。
中央に水が流れ、池・築山を配し約20tという巨石が置かれた広い庭園は
庭好きだったという根津氏が、自ら采配を振るって作庭したものだとか。
朝 家を出るときは、小田原で街歩きをするつもりだったのだけど
乗った電車が 偶々熱海行きだったので・・・急に気が変わって「熱海」へ。
‘風来坊猫’の散歩は、しばしばこんな具合デス(笑)
熱海を歩くのって、何十年ぶりだろ?
まずは、駅そばの案内所へ行って観光ガイドマップをGETし
とりあえず 人の流れにそって歩き始めよう☆
熱海は、昔から名だたる温泉保養地。
街のあちらこちらで、立ちのぼる蒸気を目にします。
「小沢の湯」
人が大声で呼べば大いに湧き、小声で呼べば小さく湧き出たとか。
「目の湯」
眼病に効能があったというので、この名。
「清左衛門の湯」
昔、清左衛門という人が湯壺に落ちたからとか。
「大湯間歇泉」
古くから間歇自噴泉でしたが、関東大震災後は止まったり復活したり・・
現在は 人工的に噴出するようになっているそうです。
他にも 「〇〇の湯」というのが街の所々にあって、「七湯めぐり」で
観光客に温泉町の雰囲気を楽しませようという仕掛けのようです。
大湯の近くに 「湯前(ゆぜん)神社」
祭神: 少彦名神
温泉の神として、1,000年以上も昔から崇敬されてきたといわれ
春秋の例祭には、献湯祭・湯くみ道中の神事が執り行われるとか。
境内に、源実朝の詠んだ歌を刻んだまだ新しい碑がありました。
「 都より 巽にありて 出湯あり 名はあづま路の 熱海(あつうみ)といふ 」
商店街に目を引く建物 「常盤木羊羹店」
1000年以上昔から、4代続く和菓子の老舗。
建物は、昭和初期に建てられたそうです。
「芸妓見番」
「糸川」という細い流れの両岸には
「熱海桜」の名で親しまれる寒桜が咲いています。
晴天の予報に反して、昨夜に続きまたも降りだしそうな雲行きですが・・
さすが有名な観光地だけあって、人の流れの絶えない週末の1日です。
何ということもない道も、歩けば 小さな出会いがいろいろ☆
わぁ、みごとな紅梅!
お寺の境内には 白梅が満開☆
道端の庚申塔群
近隣に散在していたのが 集められたのでしょうか。
さまざまな年代のものが仲良く並んでいます。
評論家気取りで、刻まれた図柄や彫りを見比べてみたりして・・
畑中に、春 見~っけ
こういう道だと、どこまでも元気に歩いて行けそうです
13,926歩
「花の国」の椿園では、そろそろ花が咲いてきました。
「百路」 「菊冬至」
「玉霞」
蕾のときも咲いてからも、ふっくらとまぁるい花☆
「春曙光」 「式部」
春曙光は、‘夢見る椿’と呼びたいような きれいなピンク色
「フラワーガール」
寒い日が続いていますが、 あとひと月ばかりの辛抱デス
がんばりましょう~!
春節
横浜・元町に行ってきました。
地下鉄のホームに、こんなポスターがあちこち!
そーか、今日は春節だったナ☆
「横浜中華街」はいつにも増して、どの通りも 人、人、人であふれ返り
人気のお店には、ぐるりと長~い行列ができて
中国語が飛び交っています。 日本人の観光客はもちろん、
正月休暇を楽しむ中国人達もたくさん来ているようですね。
「媽祖廟」
参拝者が打ち鳴らす銅鑼の音は 止むことなく鳴り響き・・
多くのショップや小吃店がある「横浜大世界」も
春節の雰囲気☆
午後からは 獅子舞も出るようです☆
久しぶりに、中国語をいっぱい浴びたナ(笑)
12,355歩
吊るし雛
天気図は今日も 西高東低の縦縞模様だけど
散歩の道すがら 梅の花が咲いているのをよく見かけるようになりました
少しずつ 季節が動いていますね
デパートのエントランス正面に あでやかな春☆
は~るよ 来~い
今日は午後あたりから 強い風が吹きまくり・・・
北陸では「春一番」だったようですが、関東はまだ・・かな?
向かい風では 力が入りました~
暖かい日が続いたからでしょう 「花の国」を歩くと
見られる花の種類が ずいぶん増えてきました☆
ロウバイは満開!
ジャノメエリカも 綺麗に咲いています
スイセンだって
負けてはいません☆
風に 吹き飛ばされそうになりながら(笑)
14,154歩
ガンバリマシタ~~