年始のご挨拶に 親戚の家を訪ねた帰途に、通りがかったお寺。
これも御縁 と思ったので、立ち寄って参拝しました。
「八幡山 延命寺」
真言宗
開山:長恵法印
開基:長智法印
本尊:文殊菩薩
創建は 1672(寛文12)年頃 と 推定されています。
護摩炉
(説明板より)
長恵法印の時代のもの と 伝わります。
炉上部に 秋田藩 佐竹仙寿丸(五代藩主 佐竹義峯の幼名)の
刻銘がありますが、当寺と藩との関係は 不明とのこと。
長径 52cm 高さ14cm 蓋高11cm 市指定重要文化財
境内には
250K爆弾の破片 平和観音菩薩像
第二次大戦中、近くに ゼロ戦など軍用機のエンジンを 生産していた
日本有数の軍需工場(中島飛行機)があったため、当寺はじめ周辺に
数多く 爆弾が投下され、多数の犠牲者が 出たということです。
「延命寺」と 隣り合って 神社が あります。
「関前八幡神社」
祭神:応神天皇(八幡神)
関東九十一薬師札所 多摩八十八ヶ所霊場
こちらも「延命寺」と 同時期の創建 と されています。
当時 江戸の大火で 焼け出された人々が この地に移住し 開墾、
「関前村」として 開村した際に 創建されたと 伝わります。
武蔵野吉祥七福神の ひとつとして、毘沙門天と寿老人の
立派な御像が ありましたが、記念撮影をする人たちが
並んでいたので、御像の撮影は 遠慮しました。
良い御縁が あると いいな!
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