FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



日経のサイトでは次のような記事があった。

【サンパウロ=檀上誠】ブラジルの通貨レアルが安値圏での推移を続けている。18日の取引時間中には一時、1年ぶりの安値となる1ドル=1.961レアルまで下落。8月初旬の高値と比べると20%も安い。米金融危機の影響で銀行間取引のドル不足が生じたことが直接の理由だが、外国人投資家のブラジルからの資金引き揚げが加速しているとの見方も浮上している。


円高と同じタイプのキャリー巻き戻しのドル高レアル安だ。こういうのを見ていると、ドル高は陰謀だけじゃなくて、巻き戻しも多いのだろうと推測できる。(レアルは陰謀とは別だ。)

ということで、今後もこのタイプのドル高(レアルや豪ドルからの引き上げ)は続くと思われるので、ドル安との綱引きが見られるものと思う。


コメント ( 1 ) | Trackback ( )




朝日新聞の今日の朝刊によると、次のような記事があった。

(一部略しつつ引用)

(ポールソン長官とバーナンキ議長は)法案審議を求めるため、下院のペロシ議長の会議室を訪問。集まった(議会)幹部を前に、金融危機が深刻化した場合の見通しも具体的に説明した。
 
シューマー上下両院合同経済委員長は「聞いているだけで、ものすごく心配になる内容だった」。他の議員たちも驚いて沈黙してしまったという。最悪の場合は、銀行などの融資機能が損なわれてしまい、
ローンが得られずに、クレジットカードも使えず、買い物に行けない人もいるだろう。「そんな状況になって、基本的に経済活動が止まってしまうという印象だった。」と話す。上院のドット銀行委員長も「金融システムのメルトダウンが近付いているという感じだった」。

それほど深刻な危機に見合う巨額の公的資金の導入を求められていると感じた出席者の一人は、その成果として最終的に金融市場が安定化するか質問。「はっきりしたイエスは返ってこなかった」という。

(引用終わり)

やはり、ポールソンとバーナンキは正しく事態を認識しているようですね。
 
LEAP2020では、昨年度の段階で、アメリカの金融機関が国有化された後、経済が大混乱となり、民衆の間で治安が悪い状態が生じて、軍が出動して管理することになると予測しています。吉田繁治氏のメルマガでは、在外のドル預金の引きだし制限もあり得るとしています。年末からは何があってもおかしくない状況なので、とにかく万全の備えで自分の財産を守ることが必要でしょう。一部は、円現金によるタンス預金もよさそうですね。



コメント ( 0 ) | Trackback ( )