相変わらず踊り場相場

最初の株価下落がものすごく現在はまだ全体に気が抜けた感じの相場である。動きにはあまり意味がないので無理をすることはなさそうだ。ただ、世界的にGDPの大きな減少は避けられない。経済の収縮により金融もおかしくなってきている。TEDスプレッドも大きく上昇している（このところすこし緩んでいるが）。次の株価下落、ドル円下落がどこかで始まると考えている。無理せず様子を見たい。

豪ドル、キウイドルの予想外の強さは、もしかしたら、両国ともCOVID19に対する対策が非常に優れていたからかもしれない。どちらも現在の日本よりも遙かに患者が少ない時期に、本格的ロックダウンと、鎖国を行い、現在はほぼ患者発生が見られないところまで追い込んでいる。現状、これができているのは、中国・台湾・シンガポール・香港・マカオ、そして韓国というアジア圏のみだ。ワクチンができるまでは、人的往来は、この患者が少なくなった国同士でしか行えない。期せずして、アフターコロナの新中華圏（COVID19クリーン）ができる可能性がある。この点はやや長いスパンで非常に注目しておきたい。

　

トレードはドル円を軽く売って、次の動き待ち。上に書いた理由から、豪ドルはしばらくノータッチで。