FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



数日に渡って今後の予想の基礎資料について書いてきた。情報は十分だ。現状日本についてほぼ言えることは(政府の無策は置いておくとして)、

1 日本は何かまだ分からない事情で感染者増も死亡者増もゆっくりだ(おそらくBCGの日本型の株を多くの人が接種しているため、発症しにくく、重症化もしにくい)
2 ゆっくりの増加スピードであっても指数関数によっているので、何もしなければいずれ、病院の容量を超え、感染爆発する(この病気は「病院」病である)
3 強弱の種類はあるがロックダウンがもっとも確実に感染者を減らす
4 短期の免疫はともかく、長期の免疫がつくかどうかは未詳
5 ワクチン・新薬が一般化するのは1年以上先
である。
 
恐らく今の自粛では足らずもうすこし期間を延長するか、やや強化する必要があるが、上記1の要因により、欧米ほどの事態にはならず、湿度が高くなる6月にはピークアウトし、この第1波は全国の感染者10万人、死者数千人程度までに留まると考える。その後も、比較的弱い社会的自粛によって、そこそこの生活を保持できるのではないか(しかし、元通りにはならない)。1の要因が効くとすれば、欧米諸国に対して、今後も非常に優位に働くことは間違いなく、日本の損害は比較的に軽微となるだろう。

ただ、(アジアよりもひどい)欧米のロックダウン的状態の今後の継続は数年は避けられず、原油価格の下落など、様々な大きな経済的問題が発生し、数年以内に恐慌的なステージが発生する可能性が高い。この段階で、日本もさらに大きな影響を受けると考えられる。ここから先はもう少し状況が進んでから考えたい。



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