FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



見たことのないドル高だが、2008年の72からの長期波動の5波に入ったところとも見られる。ドルインデクスは、レジスタンスだった100を越えたので、波動的には、このまま120近くまで跳ね上がる可能性もある。トランプ相場では80から始まって100に至った。この時は、やはりドル円も上昇したわけで、今回もリスクオフとは言いながら、ドル高が円高よりも強く、ドル円は120円くらいまでの上昇となる可能性もあるだろう。クロス円は弱く下落することになる。もうひとつのシナリオは、強い円買いが復帰して、ドル円、クロス円とも下がるという可能性だ。どちらもあり得る。ドル円上昇をもって、円安、日本売りという言説もあるが、それについては現時点では判断できない。二つのシナリオで当面は考えて行く。現状ではドル円上昇を多めに考える。
 
いずれにせよ、ドル買いは強いので、今後金融危機に発展した場合には、豪ドルなどは総体的に弱くなるはずだ。この局面では資源国であることも弱点だ。しばらくは、豪ドルドル(ドルストレート)の戻り売りを中心に進めていきたい。

国内は4月になれば、感染の拡大とオリンピックの中止(あるいは延期)となると思う。さらに株価が下落するトリガーになるだろう。豪ドル円の売りも悪くない選択かもしれない。ただ、命あっての物種ですので、くれぐれも手洗いをよろしく御願いします。20秒は結構長いです。

(追補)アメリカの失業申請者数が200万人を越えるとか言われてます。次の雇用統計の日の為替には十分な注意が必要です。どうなるか想像がつきません。


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