今日はFRB方面からの波動がやってきた。イエレン証言の利上げ近しのニュアンスで、たちまちドル高となった。ドル円も4時間足の雲上の動きが続いており、テクニカル的にはようやく買いが優勢となったのではないか。114円より上が続いている限りは、ドル高と見なして、ドル円買い、ユーロドル売りで進めてみたい。前回はここからまた下に向いたのでまだ安心はできないが、ひとつの目安とはなるだろう。
トランプ政権は、あいかわらず不安定で、フリンが前から噂のロシアとの外交問題で退任を余儀なくされた。ただ、どのことひとつを取ってみても普通なら大問題になることが続出しているため、「トランプ慣れ」現象でひとつひとつはあまり大きな話題にもならないようだ。
ニューヨークタイムズやCNNは毎度のように批判的な報道が強いが、FOXニュースはむしろトランプよりであり、ウォールストリートジャーナルやワシントンポストは中立的ということで、だんだんと批判が弱まっているようにも思う。1年や2年はなんとか過ごしていけるのではないかと、自分としてはやや楽観的な方法に宗旨替えしつつあるところだ。しばらくは、「トランプ慣れ」という観点から見ていこうかと思う。ただこの政権の本質的な危険性についてはまったく考えは変えていない。トランプが辞めることが最善であるという見方で、その時を待ちたいと思う。
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