FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



今回はFOMCはノーアクションと思われるが、その後聞こえてくる様子で、若干のドル高はあるのではないだろうか。現状、トランプの発言等は、相場のノイズにはなっているが、トレンドを形成する力を持つには至っていないと判断している。したがって、基本は逆張りでいけるのではないか。ただ、ボラが上昇しているので、レバレッジ管理には注意していきたい。昨日はドル円112円台で買ってみたが、FOMCが過ぎれば売る予定である。

トランプが為替に言及したのについて、今日の国会では

(総理は)「(為替条項について)一般論として基本的に二国間で結んだことはないわけで、そういう私の考え方を信用してもらいたい」と述べ、(トランプとの会談で為替についての約束のようなことをするのに対して)否定的な考えを示した。民進党の今井雅人氏の質問に答えた。

とのことで、実際にはこのようになるだろう。マット今井氏の質問はさすが的を得ている。ただ、それではいはいと引き下がるトランプではないわけで、代わりに農業方面での譲歩は免れないのではないだろうか。

今後のトランプの大統領令として予想されているのは、就労ビザの厳格運用などであるが、これはすぐに為替に影響するものではない。徐々にトランプのやり方に市場が慣れていけば、まだ相場の上昇余地はあるものと思う。ただ、P&Fではダウには黄色信号が出ており(High Pole Warning)さらに落ちるようだと、逆流の可能性も残されている。とにかくはダウが最大の注目点であることは相変わらず変わらないと見ており、これを注視しながら、テクニカルの流れでドル円をこまめにトレードしていきたい。





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