Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

地球温暖化問題

2008-01-17 | Weblog
ちぎっては投げ、ちぎっては投げといった感じである。自分の体力のなさを痛感する毎日だが、最近は土日連続練習をつらく感じるようになってきた。楽器演奏そのものは楽しいのだけど、遠くまで出かけて行くのがね・・・。予定のない休日を何が何でも死守しようと心がけてます。予定が無いことが予定なんだよと。

1)澁澤龍彦「高丘親王航海記」:最後の著作にして唯一の長編。声を失い死を悟った澁澤龍彦の極限までに透き通った文体に目がくらむ。
2)ナショナルトレジャー:無料券をもらったので観た。ありきたりのハリウッド映画。冒険、ミステリー、謎解き、家族愛、恋愛、コメディ、愛国心、なんでもあり。そしてどれも安っぽい。陳腐な脚本。大根な演技。お金を払って観る映画ではないですね。
3)コルンゴルト:ハイフェッツの演奏するVn協奏曲を聴いた。何をやっているのかわからない超絶技巧とハリウッド音楽的な温い響きの対比が非常に面白い。是非コルンゴルトの伝記を読みたい。
4)温暖化対策:節電にはエネルギー対策の観点から賛同しますが、私自身は温暖化の原因が化石燃料の使用によるものだという通説には懐疑的です。政府やマスコミは、沢山の科学論文がそれを実証している!といいますが、研究者は研究費をとるために大勢にのっているだけだと思います(研究者というもの大半は、研究費という餌で飼われた政府の犬であることを国民は知るべきである。)陰謀論が好きな私は、温暖化対策は発展途上国の工業発達を遅らせるための先進国の詭弁ではないかと思っています。
 スイスの研究者が、ここ2億年の地球の温度変化をプロットしています。これを見ると、過去の地球では10度にも及ぶ気温変化が、ダイナミックに起こっていたのがわかります。人間が発展してきたここ数万年は地球が冷えている時期で、現在は再び温暖化への途上と考えられます。このまま上昇が続くと、最終的に平均気温は10度程度あがり、恐竜時代の気候に戻るわけです。北極も南極も消えて、世界中が常夏になるのも悪くないと思うのですが?