Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

長期休暇

2008-01-04 | Weblog
 予定されていたお出かけが全てキャンセルされたので、正月休みは自宅での長期休暇となり、満喫中である。箱根駅伝を見た。途中棄権が次々に起こり、選手の必死な姿に見ているのがつらくなった。しかしながら、ものごとを一生懸命やる姿というのは、結果と関係なく感動的である。関係者のコメントで、早い選手は増えたが強い選手はいなくなったというものがあったが、運動に限らず、芸術でも学問でも同様のことが起こっていると思う。氾濫する情報に翻弄され、如何にして迅速に大量の結果を出すかに焦点が集まり、ものの本質や美しさを感じながら何かをするという姿勢を失ってきているのではないか?

 地デジを導入した。DVDレコーダーを初めて購入してみたのだが、それにチューナーが内蔵されていたので、一か八かで室内アンテナを敷設してみた。幸運にも非常に上手く映っている。共用アンテナからのアナログ信号が悲惨だったので、地上波の画像は格段に向上した。といっても、テレビはいまだに12年もののブラウン管なのだが・・・しかし、地デジはチャンネル切替が遅くて非常にストレスだ。これは最大の欠点であるらしいのだが、なんとかならないのものか。まあとにかく、これで芸術劇場のオペラや来日コンサートを録画・保存することができるようになった。今年はオペラを色々と覚えたいと思っている。オペラは劇場で鑑賞する機会も少ない上に、日本語字幕が出る国産DVDが非常に高価なので、いまだに通しで観た経験が少ない。年末にスカパー!のアンテナ・チューナーを一式譲りうけたので、そちらのクラシック専門番組に入ってみようかと思案中である。あとDVDレコーダーの使い道として、溜めに溜めてきたプロレス中継画像をDVDにダビングして保存することもできるようになった。市販されないお宝画像が満載である。

 ウィーンフィルのニューイヤーを観た(一部だが)。プレートルの指揮が非常に良かった。やはりウィーンフィルには老練な職人系指揮者が似合う。コンマスもヒンク氏でウィーンフィルらしい雰囲気に溢れていた。再放送を録画しよう。来年の指揮はバレンボイムらしい。似合わないなあ。空気読めずにワーグナーとかやらなければいいのだが。