goo

清水

2008-05-11 | 街角の話し
静岡県は清水に行って来た。
ペトマサさんが清水に引っ越され「遊びに来ないか?」とお誘いを受け早速お邪魔した。新幹線は、「ひかり」で「静岡」で乗り換え、在来線で「清水」。
4月の初め、天気は今ひとつだったのが残念。

清水駅で降りたら、迎えに来て頂いていた。まずは駅のモニュメントに、びっくり。
駅前の何もない広場に、直径12mの巨大な輪。「空のむこう」と名付けられているようです。
見過ごしたが対になるモニュメント「この空のもとで」というのもあるようです。

まず脳裏に浮かんだのは、北斎です。
富嶽三十六景【尾州不二見原】俗に「桶屋」と言われている絵です。
この絵を真似して、輪の中に富士山を入れて撮りました。
あいにくの天気で明瞭ではないのが残念ですが、じっくり見ると富士山が見えますよ。

後日、ペトマサさんが、富士山がくっきり見える時に撮影して
ブログに載せてますので、ご参考に。


さすがにハイブリッドカーという静かなエンジン音のプリウスで、マンションへ。


マンションからの夕景の富士山。
前景は清水港。
各部屋から、顔を上げれば、富士山が見えるという絶好の位置にマンションが建っています。
まさに富士山は、"我が手中にあり"
富士山は、この方向から見えるのが"表富士"
"八面玲瓏(はちめんれいろう)"という富士山を讃える言葉があります。
東西南北、どこから見ても美しいということです。
右側の稜線の中ほどに、少し"こぶ"になっているのが、"宝永山"。
江戸時代の宝永4年(1707年)に富士山が噴火した時に出来たもの。

富士山の後は、いつも通りの豪華な夕食、奥様の手作りのお料理もさりげなく添えられていました。
ネオンの夜景も美しいとのことでしたが、ずっと、おしゃべりと飲んで夜もふけました。


翌朝。早起きの、ご褒美は、巴川をくだる釣り船。写真はマンションから。
ここ清水港の伝統的釣り法の「かかり釣り」に向かう一団です。

このように、親船(機械船)が和船(ボート)を曳いていき、それぞれのポイントに係留して釣るのを「カセ釣り」といいます。
そこで、ダンゴで黒鯛(チヌ)を釣る釣り方を「かかり釣り」と言う。紀州のだんご釣りと同じだと思いますが。



早朝の散歩。エスパルス通り。
ここ清水の名物【1】は、サッカーJリーグの清水エスパルスです。
オレンジの建物が、エスパルス.ドリームハウス。
後方のマンションが「キララシティ」。ペトマサさんがお住まいのマンションです。


早朝の清水港。釣りをしている人が居たり、いろんな船が停泊しています。
観光船、海上保安庁の船等々。
これは、帆船オーシャンプリンセス号。向こうには富士山が見えます。
残念ながら、曇り空。
港の中、どこからでも富士山が見える。
港には「広場」があったり、昔の荷役用のクレーンを保存してあったりと、いろんな物があり、刺激的な早朝散歩でした。


清水名物【2】は、清水次郎長。ここが生家です。

  清水港の名物は お茶の香りと男伊達
  見たか聞いたか あの啖呵 意気な小政の
  意気な小政の 旅すがた

ご存知?「旅姿三人男」。我等仲間内では有名な歌です(笑)
でも、あの歌が、石原裕次郎の歌だと知れば、イメージギヤップに唖然としたりして(笑)



清水船越堤公園。ここからも富士山が見えます。



いい感じです。




静岡の名物、茶畑とさくら。
ここの茶畑は、刈り込み不足?


名勝 日本平からの富士山。



昼食の「しみずみなと 刺身定食」
清水魚市場、河岸の市の「おがわ」
開店と同時に飛び込んだが、1時間待ち。
清水一の人気店のようです。
清水港は、マグロの水揚げで有名。
見てください、このマグロの分厚さと色。食べ切れないボリュームです。
トロマグロ、鉄火マグロ、ウニ、イクラ、甘エビ、イカ、タコ。

そして本日は、市場に入ったからということで、「生のサクラエビ」--写真右上。
がオマケに付いてます。
この心意気がうれしいね。次郎長みたいな男伊達。

サクラエビはここ駿河湾が日本での100%の水揚げという、名物【3】です。
禁漁期間もあり、前日に解禁になったばかり。
生に出会うのは、珍しいということで、本日のお土産は、生サクラエビに決定です。

いろんな感動がある町、清水。
ペトマサさんと奥様ありがとうございました。

富士山が、くっきり、さわやかでなかったのだけが残念。

くっきり富士山は、ヘトマサさんのページでお楽しみください。清水新生活のコーナーです。

goo | コメント ( 2 ) | トラックバック ( 0 )

瀬戸内寂聴展

2008-05-11 | ア-トな話し
高島屋 大阪店 4/30~5/15開催。

「生きることは愛すること」

この人が言うと妙に説得力がある。

会場は、おばさま方で、結構混んでいます。

多芸多才 土の仏像、水彩画、木彫りのお地蔵様等、ご自身の作品が一杯展示されている。

交遊範囲の広さもすごい、いろんな人からの贈り物も展示されています。
莫山が良かったな~。

作家生活50周年とのこと。

百貨店でやる、この種の展覧会にしては、十分楽しめる内容です。
100円で寂聴愛のおみくじもあります。吉でした。



会場内の「京都 寂庵の書斎」コーナー。ここは写真撮影OKです。
中央の机は、谷崎潤一郎の机を模したとVTRで説明がありました。
引き出しの多い立派な机です。

このお気に入りの机のように寂聴さん、ご自身「引き出し」の多い人なんだと感じました。
一度は行って見たい。寂庵です。


goo | コメント ( 2 ) | トラックバック ( 0 )