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プーシキン美術館展-フランス絵画300年-   神戸市立博物館

2013-10-26 | ア-トな話し
9/28~12/8
プーシキン美術館は、ロシア、モスクワにある美術館。ヨーロッパ最大の美術館であり、収蔵品の数は約10万点でエルミタージュ美術館(ロシア・サンクトペテルブルク)に次ぐ世界2位。
2011年4月より「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」が横浜、名古屋、神戸の3会場で開催予定であったが、東日本大震災の影響で中止となった。2013年、当初と同じ以下3会場での開催が決定した。
愛知県美術館(名古屋市)2013年4月26日〜2013年6月23日
横浜美術館(横浜市)2013年7月6日〜2013年9月16日
神戸市立博物館(神戸市)2013年9月28日〜2013年12月8日
知る人ぞ知る、フランス絵画の宝庫ロシア。プーシキン美術館のコレクションの中核をなすフランス絵画の質の高さは、フランス本国もうらやむほどのものです。
本展では、選りすぐりの66点で、フランス絵画300年の栄光の歴史をたどる。「ロシアが憧れたフランス」の粋を感じることが出来るかな。

ピエール=オーギェスト・ルノワール《ジャンヌ・サマリーの肖像》

ルノワールの印象派時代最高の肖像画と評される≪ジャンヌ・サマリーの肖像≫はポスターでチラシで何回も見ます。




ジャン=オーギェスト=ドミニク・アングル 《聖杯の前の聖母》

19世紀の新古典主義の巨匠アングルによる、聖母像の傑作のひとつ。アレクサンドル2世が、皇太子時代にアングルに依頼した作品です。柔和で気品に満ちた表情のマリアの後ろには、時の皇帝ニコライ1世とアレクサンドル皇太子をたたえるべく、2人と同名の聖人が描かれています
個人的には、こっちの方が好きですね。カタログの片方の表紙に使われています。



ピエール=オーギェスト・ルノワール《セーヌの水浴》

タイトルがなければ、水浴している人を見逃しそうだけれど・・・



エドガー・ドガ≪バレエの稽古≫

中央でポーズをとる2人の右腕はゆるやかに連なり、画面の外に消える踊り子の爪先へと続いていきます。踊り子たちの衣装やつま先に与えるハイライトの描写が素晴らしい
 
2010.10に横浜までドガ展を見に行ったのを思い出しました ドガ展 横浜美術館


マルク・シャガール《ノクターン》

花嫁を乗せた赤い馬が、天上の燭台に向かって空を駆けてゆく・・・



フィンセント・ファン・ゴッホ《医師レーの肖像》

ゴッホが耳を切ったために入院したアルルの病院のインターンだった医師 フェリックス・レー

本人はゴッホから絵を贈ってもらったが、気に入らなかったようで売却した。
あのゴッホの作品を惜しいことをしたな・・・(笑)



博物館の裏手にオシャレな喫茶店があります。
EH BANK

神戸旧居留地の最南端にイオニア式の支柱がそびえ立つ。石造りの建物は元イギリスのチャータード銀行を改装したカフェダイニングバー。ランチも出来るしコーヒーだけでもOKです。

今時、珍しい回転扉です。

PUSH RIGHT“右側を押す”とペイントされた木製の開店扉を押すとそこには全館吹き抜けのフロア。天井高は8m強と3階分の高さはある。


店内には金庫があります。なんとなんと・・・
トイレなのです。入って少し奥まった所に、男女別の個室があります。
楽しい、神戸です。
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