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ドガ展 横浜美術館

2010-10-26 | ア-トな話し
横浜美術館は初の訪問である。
1989年(平成元年)3月に横浜博覧会のパビリオンとして開館、博覧会終了後同年11月に正式開館する。丹下健三都市建設設計事務所の設計。外観は、なかなかオシャレ。


館内のエントランス。
思わず、ビックリ 「オルセー美術館、そっくりやん」。その時の感想です。
家で写真を比べると、それ程、そっくりでもない(笑)

オルセーそっくりの美術館に、オルセーからドガの作品がたくさん来ました。
ドガ展 2010.9.18~12.31

傑作 エトワールの初来日。ドガは、印象派展に第1回から出品し、そのグループの中心的な存在。
しかし、屋外で光と色彩に満ちた風景画を描いた多くの印象派の画家たちとは異なり、主にアトリエの中で制作し、踊り子や馬の一瞬の動きや都市の人工的な光をテーマとして、知的で詩情あふれる世界を築く。油彩の他、パステル、版画、彫刻など様々な技法を研究し新しい表現を試みると同時に、日本美術や写真など、当時紹介されたばかりの美術の要素を取り入れ、近代絵画の可能性を大きく切り開いた画家。

国内では21年ぶりとなるドガの回顧展。オルセー美術館所蔵のドガの名品45点に、国内外のコレクションから選りすぐった貴重な作品を加え、初期から晩年にわたる約120点。生涯を通じ新たな芸術の可能性に挑戦しつづけた画家ドガの、尽きぬ魅力を堪能できる展覧会。



エトワール

とにかく光輝いています。ドガの技法と展示の照明の工夫もあるのでしょうが。
見に来て良かったと思わせる作品です。

「エトワール(星)」とは、パリ、オペラ座で、プリンシパル(主役を踊る踊り子)の
なかでも特に花形だけに与えられる称号です。
ドガの確かなデッサン力によって、スポットライトを浴びて踊るエトワールの一瞬の動きが永遠にとどめられています。

首に巻いた黒いリボンのたなびき、ウエストから裾にむけて散らされた花束の花びらが、放射状にのばした手足の動きと呼応して、踊り子の美しい動きを強調しています。


舞台袖に、出番を控える踊り子に混じって、黒い背広姿の紳士が立っています。
舞台で踊る踊り子のパトロンと考えられています。当時、オペラ座に通う紳士たちは、踊り子のパトロンとなる者も少なくなかったと言われています。ドガは、舞台上の華やかな世界と同時に、舞台裏で繰り広げられるドラマにも鋭い視線を注いでいるのです。
この黒い男が、この絵に強烈なインパクトを与えている。


「14歳の小さな踊り子」
ドガが生前に発表した唯一の彫刻作品です。
見飽きないですね。バレリーナのチュチュを着ているので有名な作品。
会場にはたくさんの彫刻作品も展示されています。



テオドール・ゴビラール夫人

ベルト・モリゾの姉イヴ・モリゾ ベルト・モリゾはここ


浴盤 湯浴みする女

たくさんの裸婦の絵やデッサンが展示されているが、この絵の構図は斬新

とにかくエトワールに尽きる展覧会。

エトワールに誘われて、つい買ってしまった。チョコレート

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goo | コメント ( 2 ) | トラックバック ( 0 )
 
コメント
 
 
 
Unknown (☆☆☆)
2010-10-26 20:06:29
つぐみです。こんばんは。
東京方面へ行って来られたのですね。
たくさんの美術展をご覧になってこられたようで羨ましい限りです。
特にドガ展は日曜美術館で紹介されていて「行きたいなぁ」と思ってました。(行けませんけど・・・)
雰囲気を楽しませていただきました。
 
 
 
つぐみさん ありがとうございます (kazu_san)
2010-10-26 21:44:04
ドガ展 雰囲気楽しんで頂ければ幸いです
良かったですよ。
ブログ いつも拝読しています。次は奈良へ行かねばです。
 
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