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没後40年 レオナール・フジタ展

2008-12-14 | ア-トな話し
2008年11月15日(土)~2009年1月18日(日)
上野の森美術館

2006.6に藤田嗣治展は京都国立近代美術館で観た。

2008.6 近鉄百貨店 阿倍野店で作品展があった。

その他、いろんな展覧会で、いくつかの作品に出会い、言わば、すっかり、おなじみの作家になってしまった。

あの乳白色は、いつ観てもいい。

今回、「幻の群像大作」日本初公開で、これが最後のチャンスという触れ込みに釣られて行ってきた。

「ライオンのいる構図」
「犬のいる構図」
「争闘I」
「争闘II」
と名付けられたこの連作は、1928年に制作され、いずれも2点1組で縦3メートル、横6メートル。
「構図」は、製作の翌年日本でのみ発表されたのち所在不明で、1992年にパリ郊外の倉庫で発見された。
テレビで放映していたが、大修理を行なった上、今回日本のみで公開。
フランスの国宝級の認定を受けたので、以後貸し出されることはないとのこと。

これだけ前口上があれば、行かねばということですよね。

時間がなかったので、いつもの作品は、サラッと流して観てきました。

4作品以外に、「馬とライオン」も、世界初公開作品。



「争闘I」の一部分(8割位カバーしてます)

作品の前では、呆然となりますよ。
この無秩序さは、何なんだ。
きっと深い意味があるのですよね。

後も、そんな感じです(笑)

今回、晩年にも焦点を合わせています。



「イヴ」

晩年キリスト関係の作品が多数あります。


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