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東大寺 展   あべのハルカス美術館

2014-04-18 | ア-トな話し
ハルカス美術館の開館記念特別展 東大寺展。3/22~5/18
プレオーブンとも言えるあべのハルカス美術館お披露目展示(無料)は、ここ


「誕生釈迦仏立像(たんじょうしゃかぶつりゅうぞう)・灌仏盤(かんぶつばん)」国宝

ハルカス誕生にピッタシなのが、これです。

釈迦の誕生を祝う花祭り(灌仏会(かんぶつえ)・仏生会(ぶっしょうえ))のご本尊で、決めポーズは、右手で天、左手で地を指すあの「天上天下唯我独尊」。

母親の右脇から生まれたお釈迦様は、自から七歩歩いて、獅子吼したという伝説のシーンを描き出しているわけだが、その表情がなんともいいですね。




会場の入口には、花祭り甘茶かけ体験コーナーがありました。

会場内で展示されている(国宝)誕生釈迦仏立像の代わりに、実際に東大寺の花祭りに用いられるお像に甘茶をかけていただける。4月15日(火)~5月18日(日)美術館の開館時間中


鑑真和上坐像 重要文化財

戒壇院の西の千手堂に安置され、毎月6日に法要が営まれる。今回初めて出会った。
鑑真和上坐像は国宝の唐招提寺の御影堂に安置されているのが有名だ。残念ながらこちらも出会っていない。
両眼を失明したお姿が、まさに神々しい。

アフロヘアーに圧倒されますね





重要文化財
五劫思惟(ごこうしゆい)阿弥陀如来坐像




重要文化財
五劫思惟(ごこうしゆい)阿弥陀如来坐像


阿弥陀如来は、法蔵菩薩という修行者であったとき、五劫(ごこう)という永い年月独坐思惟して大願を成就したと説かれる。螺髪が長く伸びた特異な姿は、五劫の経過を表すものとされる。



国宝 重源上人坐像


東大寺の鎌倉復興を推進した大勧進・俊乗房重源の最晩年の姿を伝える我が国の肖像彫刻の代表作。東大寺再興の大事業を成し遂げた重源がリアルに表現されている。
奈良国立博物館で何度も出会っているが。毎回すごいと感動している。



弥勒仏坐像 重要文化財

元は、東大寺法華堂に所蔵されていました
現在は、奈良国立博物館に寄託されています

像高39cmの小さな木造ですが
個性的で圧倒的な存在感をかもしだしています

試みの大仏と俗称される・・・制作されたのは、大仏より数十年後ですが。
一木造り。螺髪と右手首から先以外は像全体を一木から彫成している。
釈迦が悟りを開くときに地面に指を触れ、自分の心が大地のように揺るぎないないことを示すのが左手の触地印である。


ハルカス美術館の前の中庭には無料で出れる。天王寺の風景を眺めるのも、なかなかいい。



クレーンの左側に四天王寺が見える。
東大寺展を見たあとに、四天王寺もいいかも。

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