無意識日記
宇多田光 word:i_
 



4月のシリアルナンバー応募で、ひとつ妥当性の高い仮設を設ける必要がありそうでな。それは、

「2月応募分より当選確率が高くなる」

ってやつだ。なんでかっていうと単純な話で、わざわざCD代金5000円弱×枚数分のお値段を払ってシリアルナンバーで制限された回数しか応募できない4月応募分よりタダで何回でも応募できた2月応募分の方が当選確率が高かったら流石に不満が出るからだ。運営側からすると、今はSNSで情報共有が出来るからそれこそアンケートひとつ突き付けられれば言い訳は難しい。余程倍率に酷い差がつかない限り法律には引っ掛からないだろうけど、その代わりにと言っては何だがひとしきり運営が叩かれて炎上するハメになるだろう。地獄絵図である。流石に令和の今そんな焼け野原を作りたい運営はないだろうね。…ないよね?

となると、だ。前回触れたアンケート結果に基けば、4月シリアル応募分は7割以上の当選確率を出さないといけなくなる。で、その応募総数はCD売上に比例する(買った人しか応募できないんだもんね)。なので、3月12日に当選発表するスケジュールだったのは、CDの予約数から4月のシリアル応募数を具体的に予測してそちらに何枚チケットを確保しておくかを決定してからにする必要があったからだと思われる。毎度触れてる通り、初期出荷数を決めるのは伝統的には発売日5週前。3月12日は店頭陳列日4週前にあたるから、この1週間でチケット配分数を決定したのだろう。その結果が7割当選だ。

このロジックで言えば、当然シリアル応募は7割以上の当選確率にならねばならず、運営側はそれを担保できるだけの枚数を確保せねばならなかった…

…なんだか小難しい話になってしまったが、ここから先は更に難しい話になるのでまるごと割愛して結論から言うと、

「ベスト盤CDの初週売上枚数でシリアル応募の当選確率がわかる」

ことになりそうだ。具体的には、

「初週売上が4.5万枚以下ならシリアル当選確率は平均1.0倍前後」

になりそうなのよね。逆から言うと、

「公式の現在の初週売上枚数見込みは7万枚弱程度」

ということにもなる。途中の計算をすっ飛ばしたので読者の皆さんは「????」だろうな。素直にごめんなさい。

結局の所、

「行きたい公演日が決まってる人は素直にその日を人数分応募」
「いつでもどこでも兎に角観たい!当選確率を上げたい!という人は初週売上を見てから応募」

というのがセオリーになりそう。
要点を絞って言えば、

「4月のシリアル応募は不人気公演を狙えば大体当選する」

って感じ。初日とか最終日とかは変わらず倍率高いだろうけど、平日公演とかなら結構当たるんじゃないだろうかね。実際既に二月申込分は7割当選なんだもの。宇多田ヒカルっていうビッグネームに惑わされる事はない。あんまり極端な多々買い方をしても意味ないかも。逆に、当選し過ぎて困る現象が今度こそあるかもなぁ。

繰り返しになるけど、首都圏土日公演とかは、倍率高いままだからね! そこはあんまり、変わらんよ。

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さてこれから来月のベスト盤リリースに向かうわけだけれど、ツアー抽選申込に関しては、2月と違って色々と予想がややこしくなる。当選確率を上げようとか考え始めると時間の無駄なので、もうここは開き直って2月と同じく

「行きたい公演を人数分だけ申し込む」

というシンプルさで行くのがいいかと思う。

結論についてはこれで終わり。


てことで、ここからは一応その「ややこしさ」加減について触れとくか。

まず、14公演全体の合計観客動員数を先にお浚いしておこう。誤差を含めるとその数は

「19.2万席〜22.5万席」

となる模様。会場のセッティングによって上下する。特にさいたまアリーナのスタジアムモードは倍増するから誤差が大きい。この数字、極々大雑把に見積もって「約20万席」ということにしておく。

これに対して、公式の発表によるとアプリのダウンロード数が20万件以上、応募枚数は100万枚以上ということらしい。

応募枚数に関しては気にする必要はない。1人最大4枚×14公演=56枚応募できるのだから、2万人が56枚ずつ応募すれば100万枚以上になる。勿論実際はそんな沢山の枚数を平均で応募はしてない。なので現実的な数字、例えばひとりあたり平均で5枚とかなら約20万件の応募となって、まぁ大体アプリダウンロード数と一致する。

ただ、海外勢はアプリじゃなくてブラウザ経由らしいので、その増分は考慮に入れる必要があるわね。

ということで、どれだけ高く見積もっても倍率は5倍前後という中で、FFさんが現在アンケートをとってくれている。

https://x.com/kaooruun/status/1767493071695155269?s=46

票数が1000票を超えているのでおそらく比率は既に収束してるとみていい。なのでこれまた大雑把にみて、

当選70%
落選30%

とみなしてよいと思われる。体感、3人に2人ちょいはチケットゲットっすな。

で。

今回の二月の抽選申込は一般発売分みたいなもの。来月はベスト盤CD添付のシリアルナンバーでの抽選申込になる。当然、全席分約20万席のうちの何割かはこちらに回されている訳で、そちらの上限は

「4月中に売り上げるベスト盤CDの枚数」

となる。シリアル申込の〆切が4月末だからね。で、参考までに、6年前のツアーの申込権利を添付したアルバム『初恋』が初週に売った枚数は

20万7263枚

であった。なおこの頃はまだ新譜のサブスク解禁はなかったので、聴きたい人はCDを買うかダウンロード購入する必要があった。

更に2年前の『BADモード』の初週売上は

9万3870枚

であった。こちらはコンサートツアーの優先申込権などは添付されておらず、更にサブスク配信はこれより一ヶ月先んじてリリースされている。

これらを勘案して、条件が違い過ぎてなかなか予想は難しいが、単純に考えてベストアルバム『SCIENCE FICTION』のCD初週売上は

10万〜20万枚

くらいになる、かな? 4月末までの合計なら、通常の減衰を考慮するとそのほぼ倍くらいになるだろうか。いや、最近はもっと減衰率高いわな…まぁここはわからん。

これらの中からコンサートに行きたい人がシリアルナンバーで申し込みをする。つまり、それに見合った枚数が今現在確保されている訳だが、上記の通り当選落選比率が7:3だとすると、その落選組30%全員分くらいの枚数はまだ残ってると計算できそう…な理屈についてはまた次回っ。

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