無意識日記
宇多田光 word:i_
 



今回、公式がカレンダーを公開したのは地味ながらもぐっちょぶだ。あるとないとでは全然違う。出来れば、余りにもプロモーションの手数が多かった『Gold ~また逢う日まで~』の時に作って欲しかったが、こういうのは遅きに失するということはない。今回兎に角、便利になった。実に有難い。

https://twitter.com/hikki_staff/status/1768225912733245742

(なお3月27日水曜日はの4KMVは『COLORS』だな。3月カレンダーが間違っている模様。)

さて公開された3月のカレンダーを見てみると、4KMVプレミア公開は完全な22夜連続というわけではなく、ところどころにお休みが入る。

まずその1度目が本日3月18日月曜日で、これは既に触れた通り、ドラマ「君が心をくれたから」最終話の放送が、プレミア公開時刻と同じ21:00から始まるからだ。ちゃんと空けてて偉いわ。

2度目の空白は3月22日の金曜日。大きく「?」と書いてある。これは一体何なのだろう? その前に、3月20日水曜日祝日にも「?」はあるが、こちらは『Can You Keep A Secret ?』の予定が入っている。つまり、この2つの「?」は別ものなのか? 特に、22日の方は「21時にリアルタイムで何かする」から4KMVの予定が入っていないと勘繰る事が出来る。金曜夜といえば本命は「DJタイム」よねぇ? またもDJ YANATAKEさんが寝不足になっているのだろうか?(笑)

そして、3度目の空白は、4月7日の日曜日。ベスト・アルバム『SCIENCE FICTION』の店頭陳列日が4月9日火曜日だから、その直前の日曜日。ここを空けとくとなるとやはり夜9時を跨いでのインスタライブが最有力か。ヒカル本人かどうかはさておき、スタッフさんによるプロモーション・タイムだとしても十分な効果があるだろう。そりゃヒカルが出てきて喋って、何だったら弾き語りまでしてくれたら嬉しいけれど、7月からツアーだからね。おいそれとは歌わないのも賢明な選択だろう。


ひとつ気になっているのは、4KMV企画の曲の順序だ。なぜだか、発売順とかでもなければ、ベストアルバムの収録曲順でもない。ならば完全にランダムなのかというと、3月24日日曜日の『光』から4月1日月曜日の『Flavor Of Life - Ballad Version- 』までの9曲は素直に発売順である。今のところ、それ以外の13曲の並べ方に法則性や意図は窺えない。果たして何か意味があるのだろうか?

そして、今回の最大の関心事は、最新曲『Electrocity』の発表が、ベストアルバムのリリースより前にあるのかないのかだ。あるとすればそれは、3月20日(水祝)や3月22日(金)の「?」なのか? 或いは4月7日日曜日の空白なのか? そして、この流れだと

「いきなりミュージック・ビデオのプレミア公開で最新曲『Electricity』を発表、すぐさまサブスク配信開始』

みたいな豪快な展開も有り得るわよね。ワクワクするぜっ。

いずれにせよ、どんな展開が待ち受けていようとも楽しくて仕方のない4週間になるだろう。本当に、掛け値無しにこれからベストアルバム『SCIENCE FICTION』発売日まで、1日たりとも目が離せない。きっと、あっという間に次のツアーチケット応募期間に突入してしまう。いやもうこの高揚感の連続、心身共に耐え切れるのか!? 皆様におかれましては、くれぐれも身体だけは壊さないように致しましょうね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




連日の4KMV放流でこちらもテンション上がりっぱなしなのですが今宵は『何色でもない花』をフィーチャーした「君が心をくれたから」の最終話放送につき一旦休止。みんなテレビ観てねっていうサインでしょうね。

取り敢えずヒカルは今回の4K化企画に関しては「出来上がってきたのを観ただけ」という立場な模様。若い頃の自分の肌艶が露わになるだなんて、確かに正気では居られない、か。

確信はないけど今回音源差し替えは行われていない模様で、従来の192kbpsのまんまみたいだから、そこはちょっと観て聴いてしてる身からするとアンバランス。直後にハイレゾ音源やロスレス音源を聴いてお口直ししてます。

実現不可能というか、やっても盛り上がらなかっただろうからやらなくて正解だったんだけど、私としては初めてハイレゾ音源をリリースした時もこうやってプレミア公開みたいな事をしてくれてれば同じようなテンションで盛り上がっていたろうね。確かに、『Be My Last』まではハイレゾ相当のマスター音源は存在してなかったんだろうけど、今回の4K化も4:3のアナログ映像がソースだったりしてるかもしれなくて、やっぱりアップコンバート技術の進歩具合にそこは委ねなきゃいけなかったのかもね。

で思い出すのは、CDがこの世に出始めた1980年代後半の頃。当時の時点での旧譜は皆アナログレコード時代のアナログミックスだったから、その頃はそれらのアナログ音源をCDにリマスタリングする技術もノウハウも追い付いていなかった。結局、リマスター技術の進展と共にハイレゾ化も台頭し、市場規模は大きくないものの、アナログ音源のデジタル化はハイレゾにしてしまえば問題はなくなった。

今回のPV/MV4K化も、途中の高画質化をすっ飛ばしての着地点(Blu-rayでのリリースをしなかったってことね)。アナログ音源のハイレゾ化と似たような経緯だったのかなと思ってる。つまり、いいタイミングだったなと。初のベスト・アルバムの発売と、4Kアップコンバートに必要な生成AIの台頭が上手い具合に噛み合った、そんな時期になったといったとこかな。そこを逃さなかった嗅覚、一体誰のものだろう? あたしは全然その機運を捉える事が出来ていなかったので、素直に敬服してるとこ。

つまり、誰だか知らないけれど、今回の企画を嗾けた人が今後も@Hikki_Staffの一員として宇多田ヒカルのプロモーション計画に従事していってくれるのであれば、暫くは安泰というか、寧ろ以前より更に売れていくんじゃないかなという予感を、今回感じ取った。4K化企画自体はファンの間の盛り上がりで終わるかもしれないけど、時流を捉える嗅覚とそれを活かす発想力・企画力があるなら、あとはヒカルがいつどんな曲をリリースするか、そのポテンシャルの質をどれだけ理解できるかに焦点が当たっていくだろう。未来は、どうやら明るそうだ。勿論、一歩先か二歩先かはわからないから、そこは腹を据えてかなきゃならないけどね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )