無意識日記
宇多田光 word:i_
 



誤解されると張り裂けそうさと歌う女子に対して綱渡りな歌詞の解釈を続けるのは残酷な仕打ちだなぁといつも思うが、中でも「COLORSの歌詞も又予言的だった」と指摘するのが一番デリカシーに欠けた行為だろう。歌の内容は別れ話でとても新婚旅行中に作ったとは思えないものなのだが結局約3年後に"大体そんな感じの理由で"2人は別れる。楽曲作りは兎も角歌詞を書くに際してはトラウマや(ネガティヴな事を書いたらソレが実現してしまうのではないかという)恐怖を抱えてしまった時期はなかったのだろうか。光はいつだって『歌詞なんだから』と云うだろうけど…。

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奇妙な帰結というべきだろうか、当初親友を讃える歌に"MakingLove"なんて名前を付けるとはどういうつもりだと疑ったものだが、結果として確り彼女を守る名前になっている気がする。能書きをどう垂れても的外れになりそうだからその構造を詳細に分析するのは諦めるが、光に最初からそういう意図があったかどうかだけは気になる。シンコレ1にあった様に自らも後々迄自覚がないのか、ソレにしてはこの曲の躍動感には迷いや躊躇いがないなと感じるし悪ノリしたにしては爽やか過ぎる。ンマー、ソレがシルバーズレイリーが云う「強さとは疑わないこと」の極意かもしれないな。

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