無意識日記
宇多田光 word:i_
 



理由を書く理由を書く。つまりは"必要最低限","必要にして十分"という意味だ。曲が曲として成り立ち、且つ音楽家宇多田光の個性が十分に際立つだけの音を最も簡潔に纏めれた構成。コレ以上シンプル&クリーンに光を表現できないギリギリの際(キワ)に在る歌というイメージ。BMLを披露した僕らの音楽2で"楽想を偶発的に得るだけに留まらずどこ迄シェイプ出来るかに腐心する"旨発言していたが、ソレをぼくはくまで究極マで実現する事が出来、且つソレが童謡という広範に親しまれるフォームだった事も感動の理由かな。あと、"ミニマム"の"マム"が"mom(ママの事)"と同音なのもイイでしょ?w > 光

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今メッセを読み返してみると、11/12の【Devil Inside】の『私が理性的に閉じ込めてる、心の奥底からの訴えを、聞いてあげないといけない時』というのは"点/線"の執筆を指している様に思える。そう捉えればココ最近のメッセでの光の様子も色々と合点が行き始める。とするとこの今回の執筆は、10周年記念に綴られる過去をただ総括しただけの内容に飽き足らず、たった今の光の精神心理的必要性から立ち現れてきた企画ともいえそうである。外的需要と内的要請がバッチリ噛み合うとは何とも光らしいが、ならば読者もこの2冊をシッカリ"光の新作"として受け止めたい所だ。

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