EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ハワード・ジョーンズ クロス・ザット・ライン

2022-03-05 13:22:00 | keithやEL&Pに影響を受けたミュージシャン、キーボードプレイヤー
ハワード・ジョーンズ クロス・ザット・ライン

2月にamassに掲載された、
ハワード・ジョーンズとキース&グレッグ関連の情報が、
同日、スマホの方に届いていました。

amassの記事には、リンゴ・スターのバンドのライヴアルバムと、
その音源が貼り付けてあったので、
それで検索をかけたと思われる方々が、
当ブログのその記事にアクセスをした後がありました。

私はそのamassの記事をザッと読んで、
とても簡単な日記をmixiで綴りました。

本日の朝、確認したら、
私が1枚だけ所持しているハワード・ジョーンズのCDが、
記憶通りのところにストックしてありましたので、
少し書いてみる事にします。



80年代はシュリンクを捨てていた事だけは解った

このCDを購入した動機なのですが、
キーボード・マガジン誌を立ち読みしていた時に、
割とハワード・ジョーンズの名前を目にしていた事があげられます。

加えてキーボード・マガジン誌では、
キーボードプレイヤーの人気投票もやっていたらしく、
ハワード・ジョーンズがトップを獲得した時に、
キースが第2位になっていた時もあったようなので、
気になってはいたわけです。

そんな時に、当時、仕事での運転中に聴いていた、
ラジオのJ-WAVEからこの「クロス・ザット・ライン」に入っている、
「Everlasting Love(エヴァーラスティング・ラヴ」という曲が頻繁に流れていたわけです。
この曲自体は、さほど、気に入ったわけでもなかったわけですが、
人気のキーボードプレイヤーの新しいアルバムが1枚ぐらいあっても良いだろうと思って、
入手してみたのでした。

その後、国内のキーボード・マガジン誌に、
キースとハワード・ジョーンズの対談記事が掲載されたので、
こちらの方は、キースとハワード・ジョーンズが表紙になっていたので、
購入をしたと思います。

1989年というと、キースが、前年にオリジナルレーベルから、
「クリスマスアルバム」をリリースした翌年になります。

EL&パウエルがダメになって、
3(スリー)が、
キースの基準の中では「不発」で、
コツコツと「クリスマスアルバム」を制作して発売はされたものの、
その後の音楽活動に関しては、
ハッキリとした情報は入っていなかったように思います。
(年末にはピアノだけのアルバムを完成させたというニュースはありましたが)

2人の対談の中でのキースの質問で、
特に記憶している事があります。

質問は、

このハワード・ジョーンズの「クロス・ザット・ライン」に、
ピアノだけのインスト曲「Out Of Thin Air(アウト・オブ・シン・エア)」が収録されていたのですが、
それを収録するにあたって、
音楽会社かプロデュースサイドから、
反対はなかったかというものでした。

ハワード・ジョーンズは、
反対等は無かったと答えていましたね。

普通に考えると、
売れているアーティストが、
ピアノによるインスト曲をアルバムに1曲収録したとしても、
アーティストの意見が無視される事もないと考えますが、
キースとしては、自分の作る音楽が、
音楽会社のニーズと合致していない事で、
希望がなかなか実現しない事もあり、
ハワード・ジョーンズの状況がうらやましくて、
してみた質問であったのでしょう。

私はたまたま「クロス・ザット・ライン」のCDを持っていたので、
キースの質問をアルバムの音を思い出しながら、
読むことができたのでした。

この「クロス・ザット・ライン」に関して言えば、
基本は歌モノのアルバムなのですが、
その中で、ピアノのインスト曲が1曲入っていたりするのは、
普通のポップスファンであったとしても、
決して悪い印象は持たないでしょう。

ハワード・ジョーンズですが、
米国では、アルバムからのシングルカット曲「Everlasting Love」は、
トップ30に入ったとリイシュー盤の販売会社のサイトにはありました。
但し、ウィキの情報によると、
以前のアルバムはチャートでベスト10内を確保できていたのですが、
この「クロス・ザット・ライン」は、ベスト50位圏外にとどまったようです。
一挙に下降してしまったわけですね。

それからすると、
ハワード・ジョーンズの栄光期間は、
1984年から1986年で終わっていたと見る事ができますが、
1989年は一般の洋楽シーンの中では、
キースとは違って過去の人ではなく、
まだまだ存在感があったわけです。

いずれにしましても、
リンゴ・スターのおかげで、
大好きなEL&Pの代表曲の1つである、
「悪の教典#9第一印象パートⅡ」を、
ボーカリスト本人と演奏できたわけですから、
グレッグとの出会いも、
ハワード・ジョーンズにとっては、
大きな心の宝になったのだと、
amassの記事を読んで確認する事が出来ました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

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