EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

WORKS Volume 1 プロモ用 アナログ盤

2014-06-24 11:04:24 | 「ELP四部作 / WORKS volume1」
WORKS Volume 1 
プロモ用 アナログ盤


「WORKS Volume 1」の海外のプロモ用アナログ盤です。

プロモ用という事で、2枚組を1枚にまとめています。

外装は、レーベル面が見えるようになっている、
白色のやや厚手のペーパースリーブに入っていました。
海外製のレコードジャケットよりちょっと薄いぐらい。

ただ、透明内袋に関しては、
CBSソニーの四角いタイプのものになっていたので、
ほぼ、組み合わせのジャンク品である可能性もあります。

最初に入手された方が、元々ペーパースリーブのみであったのを、
心許なく思い、適当な内袋もプラスしたのかも知れません。

ヴィジュアル的にはアップするほどの事もないので、
レーベル面だけを撮ってみました。


SIDE ONE


SIDE TWO

内容の方は、
キース、グレッグ、カールのパートはそれぞれ1曲ずつ収録。

キースは第三楽章、
グレッグはセ・ラ・ヴィ
カールはLAナイツ

これにバンドとしての演奏が2曲入っているのですが、

庶民のファンファーレの演奏時間が5:30
海賊が4:30

となっており、曲の途中でフェイドアウトしていると思われます。

(ちなみに庶民のファンファーレのシングルヴァージョンは、2:54ですから、
それよりは長い事になりますね。)

キースはこの頃の事を、
「ラジオでは短い曲しかオンエアーされなくなっていて、
どれだけ長い曲を作っても、
1曲まるごと流れていた70年代前半のミュージックシーンとは違ってきていた。」
と折に触れて述べていますが、

このプロモ盤なども、当時の象徴かも知れないですね。

それでも、キースの第三楽章の収録時間は、6:50。
制作者側は、ロック、ポップスの類ではないと判断して、
キースのチャレンジに敬意を表し
目一杯収録したのかも知れません。

以上。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (面白半分)
2014-06-24 22:51:09
”どれだけ長い曲を作っても、
1曲まるごと流れていた70年代前半のミュージックシーンとは違ってきていた。”

プログレ失速の時代とはこういったところからも
影響を受けてるんですね。
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Unknown (torioden)
2014-06-25 08:03:45
>面白半分様

いつもコメントありがとうございます。(^ ^)

人知を越えた勢いのようなものがアーティストに訪れる時期ってあるように思います。

その時期じゃない時は、マスメディアが作り出す音楽シーンの傾向と雰囲気にのまれてしまうと思うのですが、

越えた勢いがある時は、マスメディアが作り出している音楽シーンの傾向を遙かに凌駕して、シーンを牽引する役割を担うのかも知れません。

70年代後半は、音楽シーンを牽引する勢いが失われていたのだと思います。

特にEL&Pは勢いが命のバンドだと思うので。
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