EGG ライヴ盤
THE METRONOMICAL SOCIETY
画像 ジャケット デジパック仕様
書籍「キース・エマーソン・インタビューズ」には、
グレッグ・レイクとカール・パーマーのメッセージの他に、
故モーグ博士(発刊当時はご存命)、難波弘之氏による序文が寄稿されていますが、
海外のキーボードプレイヤーの代表(?)として、
デイヴ・スチュワートも寄稿されていますね。
キースとデイヴが実際に会った事があるような話を聞いた事もないし、
一緒に写っているも写真も見た事はありませんが、
キース・エマーソン・インタビューズには、
デイヴ・スチュワートが若きキースのステージから影響を受けた事が、
本人自身の声で詳細に記されていました。
同じ英国という事で、若き頃のキースを生で体験する事のできた、数少ないキーボードミュージシャンの1人でしょう。
(そう言えば、ジェフ・ダウンズもEL&Pは見た事がないけど、ザ・ナイスは見た事があると、EL&Pファンクラブのスタッフに漏らした事をファンクラブの会報のブログに記しましたよね。)
EGGはデイヴ・スチュワートのデビュー・バンドであり、
アナログ盤の1970年のデビュー作を所持しています。
音に華やかさはないのですが、
クラシカルかつ、遙かなる時代の彼方から聞こえてくるようなオルガンのサウンドが、妙にそそられるアルバムですね。
ただ、別のアルバムは、同じバンドが制作したとは思えない音作りのものもありますので、
EL&Pファンが入り込みやすい聞き易さという点では、
ファーストアルバムが一番ではないかと思います。
本CDは2000年以降に発売されたものですが、
アナログ化されなかった69年代末期から72年代初期のラジオ出演音源、ライヴ音源を集めたものですね。
このアルバムには、ファーストアルバムの曲も入っていますが、クラシック的な要素が感じられる作品は、含まれていません。
一方で、ジャズ的な要素の強いインストのへヴィな曲が重たい響きを放っています。
ところどころ、やや無機質に感じられる曲の展開もあり、
これを聞いていると、
キースのキーボードと言うのは、叩きつけるような響きの音や、
あまりメロディアスとは言えないソロであってさえ、
情感を宿していると思わせてくれますね。
これがまたディスク1枚ものなのに、
購入時は、¥3,800したわけです。
それにも関わらず、購入してからすぐには開封せずに、しばらくストックしていたままでした。
単に時間がなかっただけです。
EL&Pの音楽を好きになった事により、どうしても、キーボードを中心とするロックにEL&Pの影を求めてしまっているところが私にはあります。
「音楽的にEL&Pの影響が感じられる」とか、「キース・エマーソンばり」とか、「○○○国のEL&P」とか、言う表現はよく為されるわけですが、
本人がEL&Pやキースに影響を受けていると正直に話をしてくれるキーボードプレイヤーって、一体、どのくらいいるのでしょう。
ロックシーンでメジャーかどうかは別として、
デイヴ・スチュワートは、
「影響を受けた事を誇りに思う」と語ってくれたキーボードプレイヤーであり、
キース・エマーソン・インタビューズにその想いを掲載する事ができた、
希なるキーボードプレイヤーである事は確かですね。
以上。
本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物のあれこれを思い出、感想、気ままな意見と共に綴っております。
世代を超えたEL&Pファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
クイック応援よろしくお願いします。
2012年10月1日 yaplog!
にほんブログ村
THE METRONOMICAL SOCIETY
画像 ジャケット デジパック仕様
書籍「キース・エマーソン・インタビューズ」には、
グレッグ・レイクとカール・パーマーのメッセージの他に、
故モーグ博士(発刊当時はご存命)、難波弘之氏による序文が寄稿されていますが、
海外のキーボードプレイヤーの代表(?)として、
デイヴ・スチュワートも寄稿されていますね。
キースとデイヴが実際に会った事があるような話を聞いた事もないし、
一緒に写っているも写真も見た事はありませんが、
キース・エマーソン・インタビューズには、
デイヴ・スチュワートが若きキースのステージから影響を受けた事が、
本人自身の声で詳細に記されていました。
同じ英国という事で、若き頃のキースを生で体験する事のできた、数少ないキーボードミュージシャンの1人でしょう。
(そう言えば、ジェフ・ダウンズもEL&Pは見た事がないけど、ザ・ナイスは見た事があると、EL&Pファンクラブのスタッフに漏らした事をファンクラブの会報のブログに記しましたよね。)
EGGはデイヴ・スチュワートのデビュー・バンドであり、
アナログ盤の1970年のデビュー作を所持しています。
音に華やかさはないのですが、
クラシカルかつ、遙かなる時代の彼方から聞こえてくるようなオルガンのサウンドが、妙にそそられるアルバムですね。
ただ、別のアルバムは、同じバンドが制作したとは思えない音作りのものもありますので、
EL&Pファンが入り込みやすい聞き易さという点では、
ファーストアルバムが一番ではないかと思います。
本CDは2000年以降に発売されたものですが、
アナログ化されなかった69年代末期から72年代初期のラジオ出演音源、ライヴ音源を集めたものですね。
このアルバムには、ファーストアルバムの曲も入っていますが、クラシック的な要素が感じられる作品は、含まれていません。
一方で、ジャズ的な要素の強いインストのへヴィな曲が重たい響きを放っています。
ところどころ、やや無機質に感じられる曲の展開もあり、
これを聞いていると、
キースのキーボードと言うのは、叩きつけるような響きの音や、
あまりメロディアスとは言えないソロであってさえ、
情感を宿していると思わせてくれますね。
これがまたディスク1枚ものなのに、
購入時は、¥3,800したわけです。
それにも関わらず、購入してからすぐには開封せずに、しばらくストックしていたままでした。
単に時間がなかっただけです。
EL&Pの音楽を好きになった事により、どうしても、キーボードを中心とするロックにEL&Pの影を求めてしまっているところが私にはあります。
「音楽的にEL&Pの影響が感じられる」とか、「キース・エマーソンばり」とか、「○○○国のEL&P」とか、言う表現はよく為されるわけですが、
本人がEL&Pやキースに影響を受けていると正直に話をしてくれるキーボードプレイヤーって、一体、どのくらいいるのでしょう。
ロックシーンでメジャーかどうかは別として、
デイヴ・スチュワートは、
「影響を受けた事を誇りに思う」と語ってくれたキーボードプレイヤーであり、
キース・エマーソン・インタビューズにその想いを掲載する事ができた、
希なるキーボードプレイヤーである事は確かですね。
以上。
本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物のあれこれを思い出、感想、気ままな意見と共に綴っております。
世代を超えたEL&Pファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
クイック応援よろしくお願いします。
2012年10月1日 yaplog!
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ELPの(特にキースの)サウンドの強烈さってなかなか真似できないものなのだと思います。
デイブ・スチュアートのプレイはeggの2ndと、ブラフォードの1stで聴きました。
素晴らしいプレイヤーですよね。
キースっぽさは全く無いですが(^^;
アンサンブル重視となると、キースみたいな演奏は難しいのかも知れませんね。
コメントありがとうございます。
(^ ^)
>当たりがほとんど無いんですよね。
これはそうかも知れませんね。
売り文句としての「ELP」「キース・エマーソン」の魔力ですよね。
私みたいな単純なファンにとっては、殺し文句。
ゴキブリホイホイならぬtoriodenホイホイって感じですよ。(笑)
でも、これからも、私は果敢にチャレンジを続けるかも知れないです。
私は3作目のCDがあるのですが、
一度しか聞いていないのです。
今聞くとまた違った感じがあるかも知れませんが、
聞いた当時はファーストとは全く異なる感じで、
かなりの違和感でしたね。
>アンサンブル重視
EGGはとても丁寧な演奏をするバンドだなと受け止めていますね。
それと、
ブラフォードは久しく聞いていないので、聞きたくなりました。
手元にはアナログしかないので、残念。