EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

FMfan 1992年6月22日~ No.14

2015-09-14 16:38:12 | FM誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
FMfan 1992年6月22日~ No.14




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昨年の10月27日に本号の一つ前の号である、No.13を取り上げています。

熱心なEL&Pマニアは、
このFMfan誌を2度連続で入手しないといけないという、
嬉しい事態に追い込まれる事となりました。

それは2頁に渡って、なかなかお洒落なカラー写真とインタビューが、
このNo.14に掲載されていたからですね。

インタビューとは言っても、
特に珍しい事は言っていないのですが、
再集結後のスタジオアルバムは今のところ2枚にとどまっているので、
ここでのグレッグの発言が、
今となっては、このバンドの全であるような気がします。

「この3人が集まるとマジックが生まれる!」

この時の「マジック」という言葉は、
あくまでも、メンバーが集められてジャムっている時に湧き出たアイデアが、
折り重なって、みるみる作品が出来上がっていった事を、
指し示していたのだと思います。

また、「マジック」とは言っても、
それが、生まれるにはタイミングが必要である事もつけ加えています。
集まってもうまくいかない時があったようです。

「マジック」はEL&Pのメンバーにとっては、
かなり重要な事のようですね。

確か、2000年代の後半に、一度、ロンドンで3人が集まった事があったようです。

その時に、その時点で、「EL&Pを今一緒にやる必要があるかないか」を3人は協議したようですね。

結果として、「今はEL&Pを一緒にやる必要がない」という事になったらしいです。

これはEL&Pファンにとっては残念な話ではあったのですが、
彼等は、小銭をちょっとでも稼ぐために集結するという選択はしない人達である事が解りました。

あくまでも、「マジックが起きそうか、それとも起きないか」というところで、
「EL&Pとして、一緒にやるべきか否か」を推し量っているようなところがあります。

メンバー個々人の創作意欲が無くなったわけではないでしょうが、
バンドとしてのEL&Pとして創作活動ないしは演奏活動に入るには、
「マジックへの予感」が不可欠だとメンバー自身が感じていたのでしょう。

その後、
特にグレッグなどは、マジックがどうのこうのという事よりも、長年に渡ってEL&Pをずっと支えてくれたファンへのお礼の段階に入ったと認識しつつあったようです。
キース&グレッグのコンサートの実現などもそんな思いが優先されていますよね。

再集結を否定するカールはともかくとして、
キース&グレッグが再びツアーをやる可能性はあるかも知れないですね。

以上。

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