ビートレッグマガジン 2007年 12月号
久々に取り上げるビートレッグ誌ですね。
表紙に使用されているEL&Pの写真は、
かなり前に取り上げたピーター・ガブリエルが表紙のTHE DIGに掲載されていたものと同じ
EL&Pに関するカラー頁は、
割と多くて、
全部で6頁。
その中でも珍しいのは、
グレッグとキースそれぞれが、
他のミュージシャンと写っている集合写真です。
この2枚に比して、
それ以外のバンドのステージ上での演奏写真等は、
あまり鮮やかではありません。
グレッグはロジャー・ダルトリーを中心とした10名前後の中で、
向かって右側の後方の片隅に地味に写っています。
ゲイリー・ムーアの姿もありますので、
3人でステージに立った時に写した記念写真だと思われます。
ロジャー・ダルトリーとゲイリー・ムーアが楽しそうな表情を浮かべる中で、
グレッグは、「心ここにあらず」みたいな顔。
一瞬の愛想無しの顔を撮られた感じ。
これに対してキースは同じく10名前後の後方の真ん中で肩を組んで楽しそうに写っている。
この2枚の写真が、
上下で1頁に配置されています。
EL&Pに関しては、オフィシャルブート「マンティコアヴォルツ」の元となったブート音源を取り上げて紹介し、
品物によっては、公式ライヴ盤との収録曲の違いを解説しています。
このブート音源を探る記事には10頁ほど割かれています。
また、プログレのポップ化に関しての論考があり、
キースがオルガンを逆さ弾きしているところを背中から写した小さな写真が、
載っています。
プログレのポップ化に関する論考となると、
「ラヴ・ビーチ」が思い浮かぶ方もいるのでしょうね。
(「ラヴ・ビーチ」がポップかどうかは、人によって意見が分かれるとは思いますが)
筆者は、イタリアのバンド「レ・オルメ」のアルバムがポップ化しようとして失敗した事を導入として、
「ロンリー・ハート」や、「ラヴ・ビーチ」、
ジェントル・ジャイアントの「ミッシング・ピース」を取り上げながら、
プログレのポップ化に関しては、
全く問題ではなく、
ポップ化したプログレバンドが、
ポップ化路線を続けないで、
結局は、過去のプログレに戻ったような曲を作る事になり、
ステージでは、過去のプログレ曲を演奏し続ける事が無様であるというような結び方をしています。
類似の論考はほとんど目にした事がないですね。
ポップ化そのものも、
全てのプログレバンドに当てはまる事ではないでしょうが、
イエスやEL&Pのファンは、
バンドがコンサートにやってきたら、
70年代に良く耳にしていた曲を、
聴きたいというのはあるでしょうね。
EL&Pに関しては、
それも叶わぬ事になりましたけど。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
にほんブログ村
久々に取り上げるビートレッグ誌ですね。
表紙に使用されているEL&Pの写真は、
かなり前に取り上げたピーター・ガブリエルが表紙のTHE DIGに掲載されていたものと同じ
EL&Pに関するカラー頁は、
割と多くて、
全部で6頁。
その中でも珍しいのは、
グレッグとキースそれぞれが、
他のミュージシャンと写っている集合写真です。
この2枚に比して、
それ以外のバンドのステージ上での演奏写真等は、
あまり鮮やかではありません。
グレッグはロジャー・ダルトリーを中心とした10名前後の中で、
向かって右側の後方の片隅に地味に写っています。
ゲイリー・ムーアの姿もありますので、
3人でステージに立った時に写した記念写真だと思われます。
ロジャー・ダルトリーとゲイリー・ムーアが楽しそうな表情を浮かべる中で、
グレッグは、「心ここにあらず」みたいな顔。
一瞬の愛想無しの顔を撮られた感じ。
これに対してキースは同じく10名前後の後方の真ん中で肩を組んで楽しそうに写っている。
この2枚の写真が、
上下で1頁に配置されています。
EL&Pに関しては、オフィシャルブート「マンティコアヴォルツ」の元となったブート音源を取り上げて紹介し、
品物によっては、公式ライヴ盤との収録曲の違いを解説しています。
このブート音源を探る記事には10頁ほど割かれています。
また、プログレのポップ化に関しての論考があり、
キースがオルガンを逆さ弾きしているところを背中から写した小さな写真が、
載っています。
プログレのポップ化に関する論考となると、
「ラヴ・ビーチ」が思い浮かぶ方もいるのでしょうね。
(「ラヴ・ビーチ」がポップかどうかは、人によって意見が分かれるとは思いますが)
筆者は、イタリアのバンド「レ・オルメ」のアルバムがポップ化しようとして失敗した事を導入として、
「ロンリー・ハート」や、「ラヴ・ビーチ」、
ジェントル・ジャイアントの「ミッシング・ピース」を取り上げながら、
プログレのポップ化に関しては、
全く問題ではなく、
ポップ化したプログレバンドが、
ポップ化路線を続けないで、
結局は、過去のプログレに戻ったような曲を作る事になり、
ステージでは、過去のプログレ曲を演奏し続ける事が無様であるというような結び方をしています。
類似の論考はほとんど目にした事がないですね。
ポップ化そのものも、
全てのプログレバンドに当てはまる事ではないでしょうが、
イエスやEL&Pのファンは、
バンドがコンサートにやってきたら、
70年代に良く耳にしていた曲を、
聴きたいというのはあるでしょうね。
EL&Pに関しては、
それも叶わぬ事になりましたけど。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
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