THE BEST OF EMERSON,LAKE&PALMER
1994年
画像 ジャケット
先般、EL&Pの1996年来日時のフライヤーを取りあげて、
その裏の文面に突っ込みを入れたわけですが、
その時に「究極のベストアルバム」と称されていたのが、
このベストアルバムですね。
このベストアルバムはビクトリーミュージックが企画したものなので、
日本オリジナル盤ではないと思われます。
結局のところ、「イン・ザ・ホット・シート」がこけてしまったので、
ベスト盤でも出そうかという流れになったのでしょうね。
ビクターエンタテイメントさんが、
このベストアルバムの何を持って究極としたかは解りかねますが、
解説をしている市川哲史さんの愛情の裏返しともとれる辛辣な文面、
あと、音楽関係でご飯を食べている人であるからこそ知り得ているともいえる、
なかなか細かい情報の紹介があり、
熱心かつ寛容なEL&Pファン層の心に訴えるものがありますね。
私は見落としていたのですが、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」の「夢見るクリスマス」は、同ボックス収録のために新たに録音したものでしたので、
英国チャート第2位のオリジナル作品が日本においては、初めてCDに収録された事になるわけです。
ビクトリーミュージックでは、「夢見るクリスマス」を収録したマキシCDを制作していて、それはこのブログでも取りあげていますが、日本では未発売でしたので、ファンにとっては待ちに待っていた感じではあったと思います。
細かい情報としては、「夢見るクリスマス」が82年と83年に、
再び英国100位以内にチャートインした具体的順位等も記されています。
これは、英国において、クリスマスソングの定番の一つになっている事を裏付ける
具体的なデータとも言えるべきものですね。
あとは、
プログレ評論家界の有吉弘行と言ってよいであろう表現が何とも言えないです。
(時系列的には、市川哲史さんの方がずっと先んじているわけですけど。)
「鍵盤の風雲児」
「紅顔の墓碑銘少年」
「自意識過剰の空手法師」
3人に対する表現が正確であるかは別として、
市川哲史さん的なノリが炸裂しています。
縦横無尽とも言える解説も含めて考えた場合、
究極のベストアルバムというキャッチコピーも、
大袈裟とは言えないかも知れませんね。(笑)
以上。
本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
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2013年7月25日 yaplog!
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日本オリジナル盤ではないと思われます。
結局のところ、「イン・ザ・ホット・シート」がこけてしまったので、
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このベストアルバムの何を持って究極としたかは解りかねますが、
解説をしている市川哲史さんの愛情の裏返しともとれる辛辣な文面、
あと、音楽関係でご飯を食べている人であるからこそ知り得ているともいえる、
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熱心かつ寛容なEL&Pファン層の心に訴えるものがありますね。
私は見落としていたのですが、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」の「夢見るクリスマス」は、同ボックス収録のために新たに録音したものでしたので、
英国チャート第2位のオリジナル作品が日本においては、初めてCDに収録された事になるわけです。
ビクトリーミュージックでは、「夢見るクリスマス」を収録したマキシCDを制作していて、それはこのブログでも取りあげていますが、日本では未発売でしたので、ファンにとっては待ちに待っていた感じではあったと思います。
細かい情報としては、「夢見るクリスマス」が82年と83年に、
再び英国100位以内にチャートインした具体的順位等も記されています。
これは、英国において、クリスマスソングの定番の一つになっている事を裏付ける
具体的なデータとも言えるべきものですね。
あとは、
プログレ評論家界の有吉弘行と言ってよいであろう表現が何とも言えないです。
(時系列的には、市川哲史さんの方がずっと先んじているわけですけど。)
「鍵盤の風雲児」
「紅顔の墓碑銘少年」
「自意識過剰の空手法師」
3人に対する表現が正確であるかは別として、
市川哲史さん的なノリが炸裂しています。
縦横無尽とも言える解説も含めて考えた場合、
究極のベストアルバムというキャッチコピーも、
大袈裟とは言えないかも知れませんね。(笑)
以上。
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