EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

マンティコア・ロック・ボックス その1

2020-05-13 11:18:34 | マンティコアレーベル
マンティコア・ロック・ボックス その1


今日は雨天なので、
身体も車内において撮影

ビクターエンタテイメントさんが国内独自でリリースしたものです。

リリース年は、2007年12月。
キースの最後の来日公演のほぼ1年前になりますね。

内容は、マンティコアからリリースされていた、
3つのアーティストのアルバムを収納しています。

1つのアーティストにつき2枚で全6枚組。
アナログ時代のジャケットが紙ジャケットで再現されています。

アーティストは、

ストレイ・ドッグ
ハンソン
ジ・イメージ

このうち、
ストレイ・ドッグとハンソンは、
このブログでは既に取り上げています。

いずれのバンドも、プログレではないという事もあり、
「PFM」と「バンコ」ほどは、親しまれていないかも知れません。

マンティコアは「より良いアーティストを発掘して売り出したい。」
という企業理念はあったようなので、
(まぁ、これはマンティコアに限らない事でしょうけど)
これらのアーティストの音楽を受けとめる側の嗜好は別として、
良いアーティストの作品をリリースしていたという自負はあったと思います。

箱はビクターエンタテイメントのオリジナルで、
このように開くようになっています。


開き具合を固定するために、
イマドキの
ウェットティッシュを突っ込んでいます

本ボックスは、
とっても厚めのブックレットが付いており、
マンティコアと収納アーティストに関する説明から、
収録曲の訳詞にいたるまで、
とても濃いものとなっています。

ただ、その記述が全て正確かというと、
そうでもない箇所も見受けられました。

「この3つのアーティスト(バンド)を1つにまとめれば、
マニアは購入するだろう。」

という、
売る側の思惑は、当然、あるでしょうが、
アナログ時代のジャケットの再現等は、
ダブルジャケットは、ダブルジャケットになっていますし、
ジャケットの表面が凹凸仕上げのモノはそのようになっていますし、
手を抜かない仕事をしています。

このような仕事ぶりを見ると、
ファンファーレボックスを国内独自のモノとして再現した場合、
世界中のEL&Pマニアが欲しくてたまらないモノが生まれる事でしょう。

アナログ盤は入らないにしても、
オリジナルCDの全セットのみであれば、
あり得ない妄想には終わらないと思うのですが、
ニーズがあまりないのかもね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

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