EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ミュージックライフ 1982年3月号

2022-11-10 14:35:35 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1982年3月号



表紙

中古で求めたミュージックライフ誌です。

表紙には文字がないのですが、
グレッグ・レイクへのインタビューが掲載されています。



扉の頁

この号が発売された時の自分は、
まだ、10代であり、
本号を購入しなかった事だけは、
しっかり覚えているのですが、
立ち読みをしたかどうかまでは、
覚えておりません。

表紙だけ見ると、
グレッグの名前がないので、
書店でみかけても、
手に取らなかったかも知れないです。



目次の頁

ゲイリー・ムーアとツアーをやっている頃の、
インタビューになっていますが、
新しい事を始めたばかりで、
EL&Pに関して、
振り返った言葉もなかなか辛辣。

「同じミュージシャンと10年近くもやってごらんよ。いい加減ウンザリする。おまけにその間、僕が演奏したのはたったの20曲かそこらだぜ。」

今となっては、
その同じミュージシャンと10年近くもやった事が、
グレッグの人生にとって、
もっとも良い時だっと本人も述懐していたようですし、
多くのファンもそのように考えていると思われます。

他には、グレッグのソロCDの国内盤のレビューにあるように、
TOTOのプロのとしての仕事ぶりには関心をしたけど、
パーマネントなグループを組んだ方が良いと判断した等の事が、
述べられています。

ちなみに、本号は、1981年度のML誌の人気投票の最終結果が、
掲載されており、
キーボードプレイヤーの部門で、
キースが辛うじて20位になっている以外は、
何も見あたりません。
(「辛うじて」というのは、20位までの名前しか記されていないからですね。)

この号から1年後ぐらいに、
ワーナー・パイオニア公認のEL&Pファンクラブの運営は、
大阪から東京に移動するわけですが、
東京のスタッフの1人が、
しきりに「マイケル・シェンカー・グループ」と述べていたけど、
私は全く聴いた事がありませんでした。
この年、グループ部門では、第2位を獲得するような人気だったのですね。
普通の洋楽ロックファンであれば、
知っていてあたり前の事だったわけです。

また、特別企画「ML推理劇場」と表して、
コージー・パウエルの特集みたいな記事があるのですが、
「コージーが、今後、誰と組むのかとか」を、
業界関係者が数名が、
それぞれに予想する内容になっており、

「ジミー・ペイジや、
ロバート・プラントと組んで欲しいという願望はあるけど、
それは叶わないだろう」

みたいな事を言っている方もいます。

こんな記事を書かれたのも、
コージーがマイケル・シェンカー・グループのメンバーでもあり、
本号のドラマー部門で、
第1位を獲得してしまうような圧倒的な人気があったからでしょうが、
願望と現実が入り交じった予想とは言え、
まるで、賭け事の予想みたいです。

数年後に、カールの代わりをやる事になろうとは、
誰1人として予想はしていなかったでしょうね。

本日はグレッグの誕生日です。

キースやカールとバンドを組んでくれた事に、
深く感謝したいと思います。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。