イン・ザ・ホット・シート
初紙ジャケットCD(帯あり)
近いうちに、
数年前に発売された、
「イン・ザ・ホット・シート」のアナログ盤の、
2回目のレポートしようと思っているのですが、
その前に触れておきたい事項として、
再び「イン・ザ・ホット・シート」の初紙ジャケットCDについて、
書いてみます。
内容がこれまで書いた記事とほぼ重複しますが、ご容赦くださいませ。
ジャケット
この初紙ジャケットCDは、
「SHM-CD」です。
ビクターエンタテイメントさんでは、
以前、当ブログで触れましたように、
EL&Pの最初のSHM-CDを制作する時に、
一部のタイトルを紙ジャケット化しませんでした。
ビクターエンタテイメントさんでは、
最初のSHM-CDの制作までは、
ワーナーさんが過去に制作した、
国内アナログ盤のジャケットを基にして、
紙ジャケットCDを制作していたのですが、
平成になってから新しくリリースされたアルバムに関しては、
国内アナログ盤が存在しないという事もありますので、
一部のタイトルの紙ジャケット化を除外したとも考えられます。
次のシリーズにあたる2010年にリリースされた、
この紙ジャケットSHM-CDは、
ファーストアルバムからブラック・ムーンまでは、
英国・ヨーロッパおいてリリースされた、
アナログ盤のジャケットを出来るだけ再現するという企画だったのですが、
BMGが発売権を取得する前でしたので、
「イン・ザ・ホット・シート」のアナログ盤は存在しておりませんでした。
しかし、このシリーズの企画では、
少なくとも、スタジオ盤に関しては、
全てのタイトルを紙ジャケット化したいという思いがあったのだと思います。
そこで、
ビクターエンタテイメントさんでは、
オリジナルであるプラケースCDの4つ折りジャケット表紙と、
プラケース裏側に見える椅子の図面を用いて、
独自の紙ジャケットを制作してしまいました。
帯の裏側
「イン・ザ・ホット・シート」に関しては、
アルバムリリース時点で褒めていたグレッグでさえ、
時間の経過と共に、
「これがEL&Pのラストアルバムではどうしようもない。」
というような発言もありましたので、
メンバー全員にとっては、どうでも良いアルバムになっているとは言え、
ラストスタジオアルバムである事実は消えないわけです。
それを踏まえると、
ビクターエンタテイメントさんで制作した紙ジャケットCDは、
オリジナルCDのジャケットデザインに出来るだけ忠実に再現をしている事もあり、
世界中の熱心なEL&Pマニアにとっては、
大切な一品が出来上がったという事にはなるかと思います。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。