ベース・マガジン 1996年 10月号
グレッグ来日前インタビュー所収
画像 表紙
ゲディー・リーのインタビューは、
ニール・パートの家族が運つたなくして、他界する以前になりますね。
P126からP127に渡ってグレッグ・レイクが掲載されています。
P126はカラー写真。
椅子にすわって、アコースティックギターを奏でるグレッグ・レイクの全身写真が掲載されています。
P127の誌面を目一杯使用して、インタビューが掲載されています。
このインタビューの内容で知る事ができた事としては、
「イン・ザ・ホット・シート」の出来が悪かった事を、
グレッグが正直に認めているところですね。
グレッグは、「イン・ザ・ホット・シート」リリース時に、某著名雑誌に掲載されたインタビューにおいては、
記者の鋭い突っ込みにもめげずに、
「これ以上のアルバムはないだろう!」というぐらいほめちぎっていました。
(キースは全く逆のとらえ方をしていましたが。)
自分たちの制作したリリースしたばかりのアルバムを非難するミュージシャンもいないと思うので、取りあえずはほめたと解釈するべきでしょうか?
1996年の都内のコンサート会場でもこのCDが売られていたのですが、
バイトか何かのお姉さんが、
「フィル・カーソン氏、大絶賛のアルバム!!!」
と連呼していました。
その連呼ぶりは、
「明らかにお姉さん本人は聞いていないはずだ。」
と思わせるほどの熱の入れようでした。
主催者側から言われたセールス・トークだったと思いますね。
その熱に反して、誰も買っている人はいないわけです。
その時点でコンサート会場に来る人なんて、アルバムはリリース時に買っていますよ。
この「イン・ザ・ホット・シート」をEL&Pのアルバムの中での最高傑作と称した関係者もいるようで、
ファンの心理など全く眼中にないと思えますね。
すべてが駄曲だとかいうつもりはないですけどね。
微妙に気に入っている箇所等はあります。
スタジオ録音の展覧会の絵は既発であくまでも付録ですからね。
どうせ売れないなら、キース主導の長尺曲で突っ走った方が、
売れなくても、ファンは好意的に受け止めたかも知れません。
すべては後の祭りですけどね。
本誌のインタビューにおいては、
グレッグは、出来の悪いアルバムであった事をサラリと認め、
「このアルバムをEL&Pのラストスタジオアルバムにするわけにはいかない」というような口ぶりです。
加えて、本誌のインタビューにおいては、
「来年、ソロアルバムをリリースする予定だ。」
とも言っており、それは今日にいたるまで、実現しておりません。
グレッグがソロアルバムですら、簡単にリリースできない諸事情があるのだと思います。
今年の夏だけは、本当にソロアルバムのレコーディングを終えてもらいたいと思います。
以上。
本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーに関する品物とそれにまつわる思い出等を田舎のサラリーマンが綴っております。
遅れてきた若いファンにEL&Pを伝える一助になればと思っております。
クイック応援よろしくね。
2012年5月9日 yaplog!
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P126はカラー写真。
椅子にすわって、アコースティックギターを奏でるグレッグ・レイクの全身写真が掲載されています。
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このインタビューの内容で知る事ができた事としては、
「イン・ザ・ホット・シート」の出来が悪かった事を、
グレッグが正直に認めているところですね。
グレッグは、「イン・ザ・ホット・シート」リリース時に、某著名雑誌に掲載されたインタビューにおいては、
記者の鋭い突っ込みにもめげずに、
「これ以上のアルバムはないだろう!」というぐらいほめちぎっていました。
(キースは全く逆のとらえ方をしていましたが。)
自分たちの制作したリリースしたばかりのアルバムを非難するミュージシャンもいないと思うので、取りあえずはほめたと解釈するべきでしょうか?
1996年の都内のコンサート会場でもこのCDが売られていたのですが、
バイトか何かのお姉さんが、
「フィル・カーソン氏、大絶賛のアルバム!!!」
と連呼していました。
その連呼ぶりは、
「明らかにお姉さん本人は聞いていないはずだ。」
と思わせるほどの熱の入れようでした。
主催者側から言われたセールス・トークだったと思いますね。
その熱に反して、誰も買っている人はいないわけです。
その時点でコンサート会場に来る人なんて、アルバムはリリース時に買っていますよ。
この「イン・ザ・ホット・シート」をEL&Pのアルバムの中での最高傑作と称した関係者もいるようで、
ファンの心理など全く眼中にないと思えますね。
すべてが駄曲だとかいうつもりはないですけどね。
微妙に気に入っている箇所等はあります。
スタジオ録音の展覧会の絵は既発であくまでも付録ですからね。
どうせ売れないなら、キース主導の長尺曲で突っ走った方が、
売れなくても、ファンは好意的に受け止めたかも知れません。
すべては後の祭りですけどね。
本誌のインタビューにおいては、
グレッグは、出来の悪いアルバムであった事をサラリと認め、
「このアルバムをEL&Pのラストスタジオアルバムにするわけにはいかない」というような口ぶりです。
加えて、本誌のインタビューにおいては、
「来年、ソロアルバムをリリースする予定だ。」
とも言っており、それは今日にいたるまで、実現しておりません。
グレッグがソロアルバムですら、簡単にリリースできない諸事情があるのだと思います。
今年の夏だけは、本当にソロアルバムのレコーディングを終えてもらいたいと思います。
以上。
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