聖地・新橋生マッコリ家への登板回数が多い月は、出会いの多い月でもある。小笠原ナイトから中2日の昨夜は、地域産品の付加価値向上談義プラス、伊勢方面関係のお隣グループとの合流もあり、遅くまで盛り上がった。産学連携による明和町の酒「神都の祈り」が、フルーティながら引き際が潔く、モチモチの初ガツオとのコンビに初夏を感じさせる。
締めの素麺もサッパリと嬉しく、早くも夏のいざない。
締めの素麺もサッパリと嬉しく、早くも夏のいざない。
横浜・神奈川宿の旧街道を案内。開港の場である横浜に対し、宿場町の神奈川宿はあまり知られてなく、史跡もほとんど残ってない。しかしながら東海道で江戸から三番目と近く、多摩など内陸からの街道が集まり、千石船が交易する神奈川湊を擁するなど、人と物の流れの結構な拠点だったという。加えて開港時は各国が宿場にある寺を領事館としており、外交の要衝としても機能。なかなか歴史的由緒のある宿場町だったのだ。
宿場の範囲は京急の神奈川新町駅から仲木戸駅を経て、横浜駅西口の台町までの4キロほど。うち仲木戸駅から台町の半分ほどを歩く予定だったが、あいにくの雨模様でさらに半分にして、インドア施設をとりまぜて凌いだ。街道の松並木を復元した神奈川地区センター界隈から、宣教師宿舎になった成仏寺、亀の像が出迎え浦島伝説のある(玉手箱が所蔵されてるとか?)浦島寺へ。地区センターには宿場町のジオラマが展示され、海沿いから台町の高台まで登る土地勘がよく分かった。※上の大写真
ここで本降りとなったので、宿場町散策はおしまいに。ハマのスケートの殿堂・浜銀アイスアリーナで子供たちの練習を見て、サカタのタネガーデンセンターでお開きにした。サカタのタネは都筑区に本社がある横浜の地場企業で、店内は様々があふれさながら植物園の様相。オリジナルの「王様トマト」など、地元産の野菜などを扱ったカフェとマルシェも人気で、ちょっとした買い物タイムになった。自分も神奈川区に本社がある、創業140年の「岩井の胡麻油」をおみやげに。
この先、かつて坂本龍馬の妻・おりょうが働いていた料亭「田中屋」が現存する、風光明媚な茶屋街の台町へ登る予定だったが、無理せずまたの機会に。雨なりにまとまった感じで、参加者にも満足してもらい一安心である。