ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

ヴィアイン広島@広島駅

2017年03月24日 | 宿&銭湯・立ち寄り湯
広島二日目の宿は、駅そばのヴィアイン広島。駅ビルよりさらに線路に寄った立地で、線路側だとトレインビュー、正面側だと再開発のタワーマンションが部屋から見える。駅西も数分で、いろんな意味でフットワークがよい宿だ。

朝食は駅ビルの居酒屋で、サバ塩定食がついている。一日目のリバーサイドカフェとはまた違った、ビジネスユースの雰囲気だ。

三冠王のお好み焼き@広島駅西

2017年03月24日 | 旅で出会った食メモ
広島二日目の夜は、またまた駅西へ。鉄板焼きお好み焼き「三冠王」は入り口はカープ色、二階はなぜかガンダムやらのアニメ色の、不思議なテイストだ。カキバターやスナズリやウインナーなどをアテに杯を重ね、締めは「ベビースタートッピングのかぜぱん焼き」に「そば肉玉えびちゃん」。ふがっとしたベビスタが意外にお好みに合い、桜エビ大盛りのは香ばしさがキリッと立つ。

広島の皆さんとの談義も盛り上がり、今年も来てよかった、よかった。

横川てくてくさんぽ6

2017年03月24日 | てくてくさんぽ・取材紀行
広島さんぽ横川編、最後は駅までの高架下商店街を歩く。酒屋や鮮魚店、洋品店にラーメン屋など普段使いの店にしゃれた店も入り混じり、こちらもレトロと新鋭混在のどくとくな空間。「白鴻」や「龍勢」など近隣の地酒の角打ができる「山中酒店」は、午後早めの時間から中央のテーブルを囲む地元の方が。呉でも有名なフライケーキの店、地元人気のお好み焼きなど、B級ものの店構えも馴染む。耐震補強の関係で存亡が危ぶまれているのが、気になるところだ。

最後は駅前の三條神社にお参り、被爆樹のクスほか、レトロバスのお守りや絵馬なんてのも。日本初の国産バス運行にあやかり、大願成就にご利益ありとか。

ローカルな活力にあふれ、人の魅力もいっぱいな横川。テーマパークのような面白さが満載のこの街、広島探訪の際にはかかせなくなりそうだ。

横川てくてくさんぽ5

2017年03月24日 | てくてくさんぽ・取材紀行
広島さんぽ横川編、横川本通りの先からアートの町の様相を呈してくる。ギャラリー「横川創苑」は、この日の案内人向井陽子さんの、横川の雑多さをモチーフした版画作品が展示。ほか地元を中心としたアーティストらの、発表の場にもなっている。隣接のショップでは、横川のゆるきゃら「トマトン」や地元女子サッカー・アンジュビオレ広島の応援グッズを扱っている。やや先のアンゴラビルの壁面は、戸川幸一郎氏の子供をのびのびほのぼの描いた作品が。

通りを渡り、名の通り歩道に星座があしらわれた商店街「星のみち」から、横川シネマへの路地へ。ここがまた濃く、アートスペースとカフェを併設した古書「本と自由」、カレーが評判のバーでイベントスペースもある「世界」など、昭和レトロの商店を用いいい味を出している。正面の横川シネマの壁面にも、ディズニーでも仕事をしているグラフィティアーティストSUIKO氏の、ノアの箱舟をモチーフにした作品が広がる。この映画館、椅子は固く狭く夏暑く冬寒く、電車の音がうるさいとかつては評判が散々だったが、改修や椅子の寄付で良い作品も集める館として、映画ファンに評価が高い。

向井さんの版画アトリエもあるワークスペース「横川創荘」を見たら、星のみちのカフェ「らくだ茶屋」で一休み。各地のジャムが集まり、エビサンドはショウガのジャムが香りよく疲れを癒す。一息ついたら、もう少しばかり歩きましょう。

横川てくてくさんぽ4

2017年03月24日 | てくてくさんぽ・取材紀行
広島さんぽ横川編。もうひとつの商店街・横川本通りも庶民派ながらとんがった店が多い。骨董屋だか古道具屋だかの「あすか」は、店頭のワゴンに無造作に積んだ500円均一の着物が、主婦に人気とか。ほか謎の石、謎のオブジェなどが乱雑に配されてるが、中には有名作家のものも紛れているというから、ある意味宝の山だ。

イタリア食材の「イタリアーレ」は、ワインの品揃えはイタリアもののみのこだわりよう。奥のイートインカウンターでワインほか、スナックやインスタントパスタをアテにできる。窓越しには坪庭、さらに茶室まであり、グループには貸し出しもしている。由緒が特にあるのではなく、建物の前の持ち主の趣味のもので、和と伊の思わぬ融合か。向かいは天使雑貨の専門店「エンジェルショップ・アンジェ」。

さらに凄いのが、酢の工場を改装した竹田衣料品店で、奥行きが長い古い倉庫のような建物を埋め尽くす衣料の山。シャツやズボンや下着、スポーツウェアなど何でも揃っている一方、在庫管理や棚卸しは不可能な物量だ。家族経営なのかおばちゃんにおやじさん、さらにばあちゃんまで元気で、さながら横川のユニクロの様相だ。

路地の立ち飲み「ナイス☆ユカリ」は昼からやっていて、テーブルはグループ、カウンターは個人、入ってきた瞬間に相性を見極め配置を決める姉さんの客さばきが見事だ。その並びはゲストハウス「縁」が4月に1階のフリースペースとW型のバーカウンター、その後に2階のドミトリーがオープン予定。畳など和のテイストやイベントも予定しており、インバウンドのキーステーションになりそうだ。