幣舞橋近くの炉端焼き「ろばた煉瓦」にて、「福司」冷酒×三種のザンギ。道東の海産物をサッポロクラシックで楽しんだら、箸休めの一品料理にはご当地グルメを釧路唯一の地酒に合わせての、このコンビが馴染む。
味付けした衣で揚げたのが定義、と教えられ、鶏にクジラにサケの順でカリリ。唐揚げ風でジューシーな鶏をいってクッ。竜田揚げ風が懐かしくかめば味が出るクジラでグッ。フリッター風で軽いサケをつまんでグイッ。三種を数週巡るに連れて、甘めで軽い地酒に勢いがどんどんついていく一期一会。
鳥肉を斬切りにして食べる説、中国から入ってきた説。「釧路が元祖の料理です。ビールとも合いますよ」と店の方の薀蓄と薦めに、サッポロクラシックにまた戻ってみたい気分にも。一献一品の小さな酒宴、今宵も天下太平なり。(130426)