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ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

スパイスガーデンのランチセット@希望ヶ丘商店街

2019年12月22日 | 町で見つけた食メモ
大崎から乗り換えなしの1本で、久しぶりにホームタウンに到着。渋谷やら新宿やら川越やらとこの街が繋がったとはいえ、歩いている人はまばらだし、商店街は閑散としてる。馴染みの店は概ね入れ替わっていて、確か昔よくお昼を食べた中華料理だったこの場所は、本格インドカレーに変貌していた。

ランチセット650円はリーズナブルで、こんなに大きなナンがついている。1/3ほど皿からはみだしテーブルに直乗りしていても、ホームタウンだから気にしないのだ。野菜カレーを選んだら、ブロッコリーとかインゲンとか大豆とか、かなりヘルシーな具材がたっぷり。ルウを辛めにしたので巨大なナンもサラッと平らげられた。

と思ったら、わんこそば風に次の焼きたてがサッと運ばれてきた。1度だけできるおかわりを、頼んでもないのに持ってきてくれたとは親切。どうやら隣の卓と間違ったっぽいらしいけれど、もうちぎっちゃったので気にしないのだ。

三六のモツ料理いろいろ@東京駅八重洲地下街

2019年12月14日 | 町で見つけた食メモ
食と命の狭間を撮った写真展の後で、もつ焼き屋へ向かう流れ、なかなか度胸がいる。低温調理でほんのり紅がかったタン刺し、マルチョウシマチョウハラミなど部位のフォルムがそのままのモツ焼き。リアルに「狭間」を思い出すものの、この旨さには抗えない。

モツ鍋は明太子盛りで、これも数千万もの命の源、などと思い出したりして。締めに投入したちゃんぽん麺に一粒たりとも残さず絡めとる姿勢、命への畏敬というよりは旨さへの貪欲さか?

金城庵の開化丼@早稲田

2019年12月14日 | 町で見つけた食メモ
大正3年創業、とくれば学生街といえどもなかなかの格式あるそば屋。応じて値段もそこそこで、吉や富士や小諸が席巻する昨今ではそば屋としての正統派感がある。

カツ丼の発祥の地とされる当地に倣い、頼んだ丼ものはちょっとリーズナブルなこちら。関西では「他人丼」とも呼ばれるとかで、玉ねぎと豚肉を卵でとじただけなのに、妙に味が深い。付け合わせの味噌汁を味わって納得、カツオでとったダシの濃さが、そば屋の丼らしい完成度を出しているのだ。

遅めの昼飯に丼をかっこむ学生に混じり、午後のそば屋酒を楽しむ年配層の姿も多い。学生街・大隈通りの市井のそば屋、この庶民派らしさがいい。

ぎょうざの満洲のやみつき丼@飯能

2019年12月09日 | 町で見つけた食メモ
物語の世界観に基づいたムーミンバレーパークだが、仲間たちがお腹を満たすとかのパンケーキ店の値段を見て、物語の世界から離脱。ゲートから国際興業バスに乗ってしまえば、リアル世界の飯能まで10分とかからない。

で、商店街にあるこちらで、パンケーキの半額以下の組み合わせ。北欧の世界観に浸る旅は、リアル埼玉の常食で締めることに。ちなみにセールスキャッチをフィンランド語にしたら「30% herkullinen」だそうな?