ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

CK(クレアチンキナーゼ)高値

2013-05-07 21:24:00 | Weblog
 CK=クレアチンキナーゼ(creatine kinase)或いは、クレアチンフォスフォキナーゼ(creatine phosphokinase) ⇒ 細胞が障害を受けて血液中に出てくる酵素。臓器や血球などにはほとんど含まれてなく、CKの数値の変化がみられた場合は筋肉や脳の異常が疑われ、激しい運動でも筋繊維が壊れるためCKの数値が上がることがある。 

 こんな血液検査で動きの分かる酵素値で、先日の健診で、検査科から突然、某氏のCK値が高く、□□□□と四桁で、明らかに高い。
 まずは心筋梗塞などを疑わねばならないが、さっき診たときには、何の訴えもなく、極く普通。その後も、上部消化管内視鏡検査をも受けたが苦痛も普通程度で、心臓の関係はなさそう。
 しかし、CK四桁の高値を裏付けるものは見えず、今はそれ程でもなく、経過観察と判断し、帰宅して貰った。
 その方が、今日来て曰く、「実は健診の二日前に、長距離ウォーキングに参加して、ゴール直後に両足が痙攣して、暫く動けなかったのです。」
 これで解決、過度のウォーキング負荷で、筋肉細胞が大量に壊れた為と推論。
 健診の時に言ってくれてたら、こんなに迷うことはなかった。
 まあ、その当日に目立つ症状がなかたので、様子をみるとの判断で結果、十分だった。
 この例の様に、時々CK値の高い方の中には、かなりの運動後による方が含まれていそう。

 日中は穏やかそうだったが、気温がやや下がり、アレルギー性鼻炎がでてきた。
 夕の会議で、今のところ、“指定感染症”になったH7N9型鳥インフルに対して、発熱外来や隔離にするにおいもなく、これでいいと考えるが、御上がビビったら、如何は不明。

※ 国民栄誉賞始球式、“N”氏が打って、ファールチップが首相に当たってはいけないって考えもあった様で○○。
コメント
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