ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

感冒確定

2008-06-20 21:17:57 | Weblog
 昨夜は少しは早く寝たつもりだったけど、夜中に何度も目覚め、のたうち身体の不調を感じた。
 今朝、熱を測ると“36.1度”で倦怠感はあっても、発熱はない。
 でも、筋肉の締まらないかんじ、間接のタガが緩んでる感じは感冒の症状。
 休んで、ゴロゴロしたいけど、現実には難しく、自転車で体力温存して出勤。
 病棟を近寄らずにパッと回って、外来へ。
 幸い予約患者さんは少なめ。しかし、予約の方にはひどい方はいなかったが、予約外の二人、今ひとつ不調一日中。
 こちらの体調が良ければよりアグレッシブ(積極的)に追求の姿勢を見せる。 
 不調で、一歩引いてしまうのを感じた。体調が悪いと気力も下がる。
 外来で鼻をかんでは手を洗っていたけど、いちいち水道まで席を立つのは非効率なので、かんだ後は速乾式の手指消毒剤ですませた。
 鼻をかんだ手で患者さんに接してはいけない。この一線だけは守った。
 日頃、外来には軽い感冒の方は山ほど来る。年に1~2回罹患。
 マスクをしたり、手洗い、手指消毒を70点位のレベルでやってるが移る。
 全員に対して、100点レベルだと仕事はグンと遅くなる。
 今まで風邪にかかりそうになって発症せずにすんだことはない記憶。
 後、数日はかかる、薬はゼロ、流れに任せるだけ。

 今回の教訓。もし、新型インフルエンザがはやりかけたら、未然に水際で防止なんてのは現実的に無理なレベル(100点レベルの医療者防御は非現実)、ある程度の流行は受け入れざるを得ないと考えられた。
 “風邪ははやりだしたら、そこそこは流行る。”
 流行りだしたら、タミフルやリレンザ、古いけどシンメトレルしかない。
 後は、実力鍛えとけ。

※ 思い起こせば秋葉原現場、なんで警察官はマスクをしてるの、これもプライバシー保護?
コメント
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