ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

デモンストレーションは3年生

2008-06-10 22:55:33 | Weblog
 午後に“鎖骨下静脈穿刺”の打ち合わせに行ったら、卒後3年の医師(後期研修医と言う)がやりたそうな顔をしていたので、声をかけて「折角だから研修医にデモ、見せたってよ。」とやらせることにした。
 新卒二人を控えて、開始。やせてる方で、静脈は比較的浅め。
 「イメージが出来たら始めて良いよ。」と声をかけて麻酔から。
 でも、迷いとためらいから、入らない。ビビッて刺入角が甘くなってる。
 側の後輩の目々、プレッシャーとミスの不安。
「もう少し、まっすぐに刺したら。」とアドバイス。
 漸く静脈に届き、“OK”、掛かった時間は○○分。
 うまく入って良かった。
 後輩にやらせるには、もう一度デモを見せるべきが今日の結論。
 今度は私が手本になろう。 

秋葉原殺傷事件、B型肝炎被害者がいたので、警視庁は現場で手当や搬送を手伝うなど被害者と接触した人に感染防止のためすぐに病院受診を呼びかけている。
 大惨事の際はこんなことは十分起こりうる。
 救急隊は必ず手袋してる。しかし、救助は必要。
 もし、善意の一般人に感染を起こしたら次からの救助が期待できなくなってしまうかも。
 といって、外出時に全員手袋持ってる?そんなことはあり得ない。
 止血には大至急圧迫。それが肝炎ウイルス血だったらなんて場合を想像したら、ジレンマで動けなくなるし、感染の可能性は低くても、見てるだけの人を責められなくなる。
 この件、考えておこう。

※ やっぱり、スピード水着解禁、一着6万以上、貧しい国はどうなる?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする