ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

不明熱のフォロー

2008-06-13 22:07:33 | Weblog
 6月9日受診の(はじまりは5月末)不明熱患者さん、今日予約。
 『もし、良くなってなかったら、どうしよう?』と、今日一番気になってた方(1週間も発熱が続き、これでいいのかと顔に不信の方)、きちんと受診。
 呼び込む前に、その後急患で来てないかを確認。来てない、それならきっと良くなってきてるはずと、密かに期待して呼び込む。
 そっと顔色を見て話す、「おはようございます、その後、どう?」と声色は変えずに打診。
 「昨日から熱が下がってきてる」(OK、良い方向の想定通り。診断は正しかった。)
 「そうですか、落ち着いてきて良かったですね。」(内心当たり)。
 「かったるいけど・・・?」
 「まあ、熱の出てる日が長かったので消耗したんでしょ。少しずつ、体力もどりますよ。薬は特にいりませんから。」とこちらのペース、終了。
 この方は確証は取れなかったが、多分何かのウイルス感染による発熱だったと推定。外れだったら焦るで~。
 何でここまで粘って辛抱できたか?
 それは、熱以外は元気に見えた“勘”かな。

 昨日、飛び込み“鎖骨下静脈穿刺”、若いのが「やります」と言うので監督。
 刺していって、微妙に方向がずれてくる。
 「最初の針はもう少し、真っ直ぐに近い。」と方向修正アドバイス、刺入。
 若いのは額に汗、緊張してたんだね。
 でも、見ててまだまだ模索してるように感じた。イメージと実際がつながってない。

※ 厚労相の日雇い派遣「やめる方向」、『出来るの?』
コメント
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