ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

『めった刺し』の背景

2008-06-01 21:43:25 | Weblog
 昨日の勉強会。目先変わって、法医学先生の講演もあった。
 『めった刺し』事件での犯人像。大概の方は、凶悪犯を思い浮かべるが違う。
 被害者が加害者よりも弱い、即ち、力の弱い方が強い方に向かった結果と教えてくれた。
 不十分で反撃されると、負けてしまうから『めった刺し』の行為に及ぶ。
 確かに、加害者が被害者よりも力で勝っていたら、致命傷にならない場合で反撃されても打ち勝てる。
 事前の漠然とした思い込みは推理を誤らせる。
 『めった刺し』だから、凶悪犯なんてのは“ド素人”の考えだった(もちろん例外もあるけど)。学習だけで、体験がないと推理できないと教えられた。
 教科書で病気を一杯知ってると、試験は高得点。でも、医師の腕に反映するとは限らない。
“現場百回”はそれなりの“問診”に通じる。

 今日は電話はなく、昨日の方も何とかしのげたようだ。
 明日来る研修医にはこの学習効果をちらっと教えてあげよう、分かるかな?

※ 国内水着メーカー3社改良版、くだらん面子捨てて“100%バットマン水着”も試して欲しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする