何だ?怪虫(カイチュウ)って、あのカイチュウ、寄生虫の“回虫”です。先日、某入院患者さんの便から出たのです。
学生時代の寄生虫授業以来の本番で、そんなの全く予想だにしなかった。
それに弁明を付け加えるならば、血液の反応もずっと普通(寄生虫が体内にいたりすると、白血球の内の、好酸球=アレルギーのある時などに増える、は正常でした。学生時代の授業では寄生虫が体内にいると、この好酸球が増えてくると習ったのです)で、疑う事すらゼロでした。
師長さんが、「あの方の便から出ました」と持ってきました。
思わず、“太キシメン”かっとも見えてしまった位。
治療は駆虫剤投与で良いのですが、もうすっかり忘れていて薬の名前は思い浮かびません。薬局に相談して処方。
たったこれだけなんですが、記憶から消え去っているオボロな知識のはかなさを知らされました。
それにこの日本の都市にもまだ回虫は生き残っていたのです。
反応がなかったのは、おそらく患者さんとずっと長年共存して、アレルギー反応すら起こり難くまでなってしまったのでしょう。
その存在を知れば、確かに栄養の改善は悪く、年のせいと考えていたのは間違いだったのでしょう。
疑うことすらしない、100%想定外では診断は出来ませんね。
勿論、若い医者にとっては想像外の異次元の病気。
※ 突然のリバイバル、ついていけなかった。
学生時代の寄生虫授業以来の本番で、そんなの全く予想だにしなかった。
それに弁明を付け加えるならば、血液の反応もずっと普通(寄生虫が体内にいたりすると、白血球の内の、好酸球=アレルギーのある時などに増える、は正常でした。学生時代の授業では寄生虫が体内にいると、この好酸球が増えてくると習ったのです)で、疑う事すらゼロでした。
師長さんが、「あの方の便から出ました」と持ってきました。
思わず、“太キシメン”かっとも見えてしまった位。
治療は駆虫剤投与で良いのですが、もうすっかり忘れていて薬の名前は思い浮かびません。薬局に相談して処方。
たったこれだけなんですが、記憶から消え去っているオボロな知識のはかなさを知らされました。
それにこの日本の都市にもまだ回虫は生き残っていたのです。
反応がなかったのは、おそらく患者さんとずっと長年共存して、アレルギー反応すら起こり難くまでなってしまったのでしょう。
その存在を知れば、確かに栄養の改善は悪く、年のせいと考えていたのは間違いだったのでしょう。
疑うことすらしない、100%想定外では診断は出来ませんね。
勿論、若い医者にとっては想像外の異次元の病気。
※ 突然のリバイバル、ついていけなかった。