名札がない

　研修医と外来をやろうとしたら、待合室側の担当医表示場所に研修医の名札が出てない。
　忘れてると思って、スタッフに聞くと「ありません、名札はまだ来てません」。
　「えっ、３月中旬には頼んどいたのに。聞いてみてよ」
　これが新研修医を迎える姿勢だったのでしょうか。でも、実際に名札準備が忘れ去られていたというのが事実。
　これを見たら、その研修医はかなりがっかりするはず。“自分はその程度にしか考えられていなかったのか”って。
　迎える側に、その心が入ってないんでしょうね。
　これが研修医を迎える最初の一年目なら、“慣れてなくて忘れた”と言い訳してもいいだろうけど、もう三年目になってもこれでは、私も心中、情けなくなった。 名札なしで診察をさせるのは、外の患者さんに失礼なので、応急“かみだのみ＝紙頼み”、紙に印刷して出した。手書きよりは少しはましにみえるしね。
　新人を迎える側は、それ相応の準備をしているはず。一年目の反省もなくそのまんまなんてのは、ド○○だ。
　それよりも、研修医の当院に対する思いを、すっかり冷やしてしまったかもしれないと言う位に反省せねばならない。

　それとも名札ごとき、こんなことって気にしない方がもう多くなってしまっているのでしょうか。

※　誰が誰の診察をするかを、はっきりさせるって当たり前と思っていたけどネ。
言われなくてもそろえられる位のレベルと思っていたのは幻想だった。