ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

25年

2023年01月03日 | その他

 連休の最終日。
 毎度のことですが、ひどく落ちています。
 抗不安薬を処方の倍飲み、どうにか平静を保っていますが、薬が切れたら同じこと。
 薬が切れる前に眠ってしまった方が良いでしょうね。

 明日からの怒涛のスケジュールに恐れおののきながら、今日と言う日を過ごしました。
 連休明けの前日の憂鬱は、いくつになっても変わりません。

 そんな中、学生時代の友人から来る年賀状を見て、自分の年を実感します。
 学生時代の結婚した友人たちには、もう20歳を超えた倅や娘がいるのですね。
 私たちも今年で結婚25周年ですから、当たり前と言えば当たり前ですが、子供が出来ないゆえに永遠の新婚気分でいる私たちとは歩んできた人生が全然異なっているのでしょうね。
 七五三や進学、就職など、多くのイベントを経て大人になっていく子供を見るのはどういう気分なのでしょう。
 よく子供と一緒に成長しなおす、なんていう人がいますが、そういうものなんでしょうか。

 それとお金。
 子育てにはきっと大金が必要だと思います。
 サラリーマンの安月給で子供を3人も育てるには、節約が不可欠。
 きっとお父さんの小遣いは3万円くらいなんでしょうね。
 切ない話です。

 一方、独身を貫いている友人もいます。
 特に私と親しくしている友人は、高身長で頭が良く、学生時代からモテました。

 しかし彼は、一生独身を貫く、全ての金を自分のために使う、と宣言し、今も楽しそうです。
 一生をともに過ごす価値がある女なんてこの世に存在しない、とでも言いたげです。

 ドラマ「結婚できない男」で、独り焼肉の話が出ていましたが、彼はそれよりはるか昔から、独り焼肉なんて当たり前で、高級フレンチに一人で出かけ、ワイン2本を空ける強者です。

 一人を楽しむ生き方も、結婚して子供をもうける生き方も、また、私たちのように結婚したけど子供ができず、今は二人で楽しくやっているという生き方も、どれもそれぞれが選択すれば良いと思います。

 結婚したくても出来ない、という男女がいますが、出来ないなら出来ないで、人生を楽しく生きることは可能でしょう。

 友人たちの年賀状を見て、人の生き方ということを考えざるを得ませんでした。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする