ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

新大関

2011年11月28日 | その他

 二場所連続で新大関の誕生ですね。
 
 琴将菊関に続いて稀勢の里関

 
稀勢の里関の眼光するどい仕切りです。

 師匠の元隆の里、鳴戸親方が亡くなってすぐの場所での快挙でした。
 
 しかし、やや腑に落ちない点もあります。
 3場所で33勝以上が大関昇進の目安と言われているなか、32勝での昇進。
 しかも千秋楽を待たずに、複数の相撲協会幹部が33勝にこだわる必要はない、などと言いだし、これでは観るほうも取るほうも力が抜けるというものです。
 稀勢の里関は何年も前から大関候補として期待されながら、大物に強いものの下位への取りこぼしが多く、なかなか昇進できませんでした。
 この人の実力は衆目の一致するところ。
 それだけに誰にも文句を言わせない堂々たる成績で昇進を決めて欲しかったものです。
 そういう意味で、私はもう一場所相撲内容を吟味してからでも遅くはなかったのではないかと思います。

 ライバルの琴将菊関が前の場所で立派な成績で文句なしの大関昇進を勝ち取ったことからも、そう思います。

 
琴将菊関です。

 そうは言っても大関昇進はほぼ確実。
 この際白鳳関を引退に追いやり、琴将菊関とともに横綱を張り、久しぶりに日本人横綱として稀勢ー琴時代を築いてほしいものです。

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大阪都

2011年11月28日 | 社会・政治

  勝っちゃいましたねぇ。
 橋下新大阪市長と松井新大阪府知事。
 大阪維新の会の大勝利。
 これで大阪市・堺市が解体し、東京23区のような特別区を創設する動きが加速するんでしょうね。

 大阪市民は嫌じゃないんでしょうか。
 少なくとも大阪市役所職員は猛烈に嫌でしょうねぇ。
 自らが持っている政令指定都市としての権限を失うわけですから。

 でも不思議ですね。

 東京23特別区は、もう30年も前から特別区を廃止して、普通の市町村なみの権限を与えろという運動を繰り広げています。
 23区の住民は全然関心を持っていないようですが。

 ちょうど大阪市と東京23特別区で、真逆の方向を模索しているのですねぇ。
 隣に芝は青く見える、というやつでしょうか。

 いずれにしろ大阪都構想を実現するには、法律の改正が必要で、国会と霞が関を説得する必要がありますが、どちらも冷ややかにこの動きを見ています。

 それとどうしても気になるのが、大阪維新の会が生まれながらに持っている独善的体質。
 橋下新大阪市長は、「この国に必要なのは独裁だ」と言ってはばからない危険人物です。
 せめてもう少し柔らかく、強いリーダーシップを持った指導者が必要だ、くらいの言い方をすればよいものを。

 千葉市在住の私にとっては対岸の火事ですが、大阪維新の会が目指す具体的な姿というのが今一つわかりません。

 しかし大阪市民・大阪府民は大阪維新の会を選んだのですから、その結果得られるかもしれない果実に期待するだけでなく、必然的に訪れる不利益に耐える覚悟が必要です。
 果たして大阪維新の会に投票した人々は、そのことを理解しているのでしょうか。

 郵政解散の時や、民主党が政権奪取した時のように、雰囲気で投票したのだとすれば、そのしっぺ返しをくらうのは他ならぬ大阪市民・大阪府民であることをよくよく承知しなければいけません。

 私は確信をもって予言します。
 大阪都構想は必ず失敗します。
 既得権益を持った集団がそれを死守せんと覚悟を決めた時、急進的な改革者は大抵失敗するものです。

 まあ、お手並み拝見といきましょうか。

「大阪維新」改革を問う―住民のいのち・くらしを守る自治体の役割
大阪自治体問題研究所
せせらぎ出版
橋下徹 改革者か壊し屋か―大阪都構想のゆくえ (中公新書ラクレ)
吉富 有治
中央公論新社

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