ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

悪夢から

2009年12月20日 | 精神障害

 昨夜、ひどい悪夢にうなされました。
 生身の人間である私が、私の五体の感覚を持ったまま、なぜかATMの機械に変身してしまうのです。それが、ひどく苦痛なのです。
 しかも人々が私の口に金を突っ込み、飲み込ませたり、逆に金を吐き出させたりするのです。感覚は生身なので、異物が胃と口を行ったり来たりして、痛いのです。私は悲鳴をあげ、人々の列を拒絶しようとしますが、身動きひとつとれません。
 私は大声をあげ、寝汗をびっしょりかいて、早朝四時に目覚めました。
 悪夢は、様々なパターンで、パワハラ事件後、繰り返し見ています。
 その恐怖は極めて現実的で、夢とは思えません。
 セロクエルという統合失調症に用いられる、妄想を抑える薬が処方されたことがあり、飲むとまったく悪夢を見なくなることはわかっているのですが、副作用がきつく、昼でもまともに意識を保てないほど眠いため、医師に相談して服用をやめています。
 近頃は悪夢を見ることも減ってきたのですが、寒さが厳しくなったせいか、また見てしまいました。眠るのが怖ろしい気分です。

 今日の昼は、気を紛らわせようと、猪鼻城(千葉城)周辺をふらふら歩き回りました。細い路地の多いところで、なかなか風情がありました。千葉市に住んで10年になりますが、初めて訪れました。

 乾いた冷たい空気に顔は強張り、火照りつつ、背中には汗をかく、という冬の散歩特有の不快な状態をものともせず、11,000歩歩きました。
 千葉大学附属病院内にある喫茶店で珈琲を飲んで帰りました。

 悪夢にうなされようと、寒さに震えようと、死なない以上、生きる他ありません。


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