昨夜、煙管を購入しました。
父の形見のパイプを吸ううち、わが国伝統の煙管を吸いたくなったのです。
味は強いですが、なにしろ葉っぱが少ししか入らないため、4服か5服で終わってしまいます。
灰を煙草盆に勢いよくぽんっと落とす仕草が粋とされ、何度も落としたいためにどんどん葉っぱを入れる部分が小さくなったというのは本当ですかねぇ。
酒、煙、珈琲と、最近の私は嗜好品にはまっています。
これも中年化でしょうか。
恥ずかしながら、煙管を楽しむ私のセルフ・ポートレートを載せてみました。
ご笑覧ください。
米国を中心に、「Devil Baby Attack」という動画が話題になっているそうです。
まずはご覧下さい。
要するにドッキリですが、赤ん坊の顔、怖いですねぇ。
でもこれ、まんま「チャイルド・プレイ」シリーズのチャッキーに見えます。
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悪戯というもの、一般には子どもの遊びというイメージが強いですが、大の大人が手間暇かけて、お金もかけて行う時、それは感動的なプロジェクトに見えてくるから不思議です。
私は、一見馬鹿馬鹿しく思えるようなことに、全身全霊を賭けて、その成功を目指して突き進む姿にこそ、真なる人間精神の美と運動を感じます。
三島由紀夫は、破滅に向かって突き進む姿こそ美しい、と言いました。
某評論家は、それに対して、自滅を美とせず、と反論しました。
しかし私たちには、破滅を美と見る悪癖があるからこそ、そんなことを口に出さなければならなかったのでしょう。
破滅に向かうにせよそうではないにせよ、ある方向に向かって突き進むその姿に、私は美を見てしまうのです。
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台風一過の青空が広がっています。
蒸し暑くなるかと思いきや、あにはからんや、ひんやりとした空気で、事務室内でもYシャツ1枚ではいられません。
今朝はまだ所々冠水による通行止めが行われ、随分迂回させられました。
このことあるを予想して、早目に自宅を出たため、定時には職場に到着出来ました。
子どもの頃、台風一過と聞くと、どうしても台風一家と聞こえて、凶暴で極悪なヤクザの組のことかと思っていました。
他には、汚職事件という言葉が、お食事券に聞こえて、なんだか旨そうだと思ったものです。
やや下品な話になりますが、平常運行は、普通のうんこかと思っていました。
さらに、駅などにある上り口・下り口が、ノボリロ・オリロに見えて、随分命令口調な上に変な日本語だなぁと思っていました。
子どもというのは少ない知識で世の中の出来事を把握しようとして、おかしげなことを考えるものですねぇ。
子どものうちは微笑ましい、で終わりますが、きちんと教育を受けて社会人になった者の中にも、まともな日本語が操れず、またこちらが言うことをきちんと理解できない困ったちゃんが存在します。
それは何も若い人に限ったことではなく、あらゆる世代に一定の割合で存在します。
そうなると教育のせいと言うよりも、その人の持って生まれた能力の限界としか言い様がありません。
そういう人は、チームで働くサラリーマンよりも、一人でコツコツ働く仕事を探したほうが良いでしょうねぇ。
韓国人は他国の、特に日本と中国の優れた文化を韓国発祥だと言い張る奇病に冒されているらしいことは、インターネットの普及以来、世界中に知れ渡ってしまいました。
わが国で言えば茶道、剣道、侍、忍者、桜、歌舞伎などが韓国起源ということになっているそうです。
それと、朝鮮出兵を命じた極悪人、秀吉の死後豊臣家を滅ぼした家康は英雄であり、しかも朝鮮半島出身なんだそうです。
記憶に新しいところでは、サッカーの中田や野球の野茂、松坂らを在日三世だとか報じて、本人たちから否定されていましたね。
中国では、漢字、儒教などが韓国発祥で、孔子様などが韓国人とされているようです。
それをからかって、All Your Culture Are Belong To Usというおそらく米国人が作成したと思われる動画が出回っています。
お前らの文化はすべて俺たちの物、というほどの意味でしょう。
そこでは、宇宙船に乗った2人の米国人の前に謎の韓国人が現れ、We are invent culture plagiarize beamと、謎の言葉を残して消え去ります。
文化盗作ビームを発明した、とはなんじゃ?と思った2人は、地球上で様々な物にそのビームを浴びせます。
すると、あら不思議、何でも韓国の物になってしまう、というわけ。
まずはご覧ください。
なんとお釈迦様も、キリストも、ピラミッドも、リオのカーニバルも、西部劇も、ついには銀河系全部が朝鮮半島由来の物にされてしまいました。
素敵な動画をありがとう。
しかし、私には解せません。
私の職場には何人か韓国人がおり、彼らは極めて紳士的で友好的です。
また、五年間韓国に留学して、韓国女性と結婚した同僚もいますが、彼が言うには、五年間、日本人だという理由で嫌な思いをしたことは一度も無い、と言っていました。
反日や韓国起源説を声高に叫んでいるのはごく一部のノイジィ・マイノリティとマスコミだけで、ほとんどの韓国人はいたって友好的でまともな人々だ、と言っていました。
でもテレビや新聞を見ると、韓国のサッカー選手が日本を侮辱するようなプラカードを掲げたとか、韓国の大統領がしつこくわが国に歴史問題で文句を言っているとかいう報道がなされ、実際のところはどうなんだと、不思議に感じます。
あるいは彼の国では、逆に日本の右翼の報道ばかりして、それが日本人の多数意見だと思い込まされているのかもしれません。
確かめに行ってみようとは思いませんが。
ただ、ネット空間では韓国バッシングともいうべき事態がわが国でも中国でも欧米でも起きており、少なくともネット空間では、傲慢で、しかし滑稽な韓国人という印象が定着してしまった感があります。
そのようなことは、何より韓国人にとって不幸なことだと思います。
もしわが国由来の物で何かをパクりたいなら、謙譲の美徳と、沈黙は金と言う言葉を差し上げたいと思います。
今日は敬老の日ですね。
長く生きて社会に貢献してくれたお年寄りに感謝し、敬う日。
中には社会に迷惑ばかりかけて生きてきたヤクザ者もいますが。
若い頃にはヘルメットを被って路上を集団で走り回って迷惑行為を行い、中年に至ってバブルで踊った団塊の世代も続々と65歳を迎え、老人の仲間入りをするや急に有機野菜を作って喜んだりしています。
気色の悪い世代です。
最近の老人、特に60代はまだまだ元気で、敬う気が起きません。
もう少し枯れてくれないと。
最近、自虐に満ちたシルバー川柳というのがブームです。
いくつか紹介してみましょう。
注目を 一身に受け 餅食べる
これはなかなか迫力がある光景です。
じいさん、餅を詰まらせるかもしれないと心配している家族もいれば、餅を詰まらせてとっとと死ね、と思っている者もいるでしょう。
怖ろしや。
定年に エプロン貰い 嫌な予感
奥様、定年後は亭主をこき使う気でしょうか。
旦那のほうも、身に覚えがあるような感じです。
定年で 田舎戻れば まだ若手
これはわが国が置かれた深刻な状況を現しています。
実際によく聞く話でもあります。
少子高齢化を食い止めなければなりません。
忘れえぬ 人はいるけど 名を忘れ
これはまた切ないと言おうか、滑稽と言おうか。
あまりにうまく出来ていて、実体験ではなく作り話のような感じを受けます。
八十路越え 大器晩成 まだ成らず
どんな野心を持っているのか、80歳過ぎて意気軒昂ですねぇ。
その野心を諦めた時にお迎えが来るのかもしれません。
どうか野心を忘れず、執念深く長生きしてもらいたいものです。
老人のイメージは随分変わりましたね。
私が子供の頃、老人は着物を着て、時折三味線など鳴らし、老人然としていました。
年相応に振る舞うのが良しとされ、若作りは嫌われたものです。
しかし今、老人だからと言って老人然とすべし、と言うプレッシャーは無くなり、フラダンスを踊ったり社交ダンスを踊ったり、老人会で色恋沙汰が発生したり、若い者と変わりません。
要するに、人間年を取ったからといって、基本的には変わらないものなのでしょうね。
それを知るには、まず、自分が長生きしなければなりません。
目標は高く、ご長寿世界一。
120歳まで頑張りましょう。
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御強(おこわ)とは、狭義には赤飯、広義にはもち米を用いて炊いた飯全般を指す言葉ですね。
近頃ではあまり耳にしなくなりましたが、十年以上前に亡くなった大正生まれの祖母はたいそうおこわが好きで、必ずおこわという言葉を使い、赤飯なんて言いませんでした。
東京の東端で生まれ育った私は、自分が江戸っ子などと思われるのが恥ずかしくてたまらず、他人から「とびおさんは江戸っ子だね」なんて言われると、必ず、「いいえ、江戸っ子ではありません。江戸川っ子です」、なんて訂正せずにはいられない恥ずかしがりです。
ところが祖母は嫁ぎ先こそ都区内ではたいへんな田舎の江戸川区ですが、育ちはまさに江戸。
爽やかな江戸弁と気風の良さが見事でした。
最近知ったのですが、おこわという言葉、何ももち米を炊いた飯のことばかりを指すわけでは無かったそうです。
駄洒落みたいですが、大怖(おおこわ)を表す意味もあり、世の中の泥棒、殺人、そういった犯罪者を指す言葉でもあったそうです。
四、五両の おこわを息子 ゆふべ食い
と言う川柳が、「誹風柳多留」に残っています。
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現代語訳 江戸川柳を味わう―誹風柳多留全巻の名句鑑賞 |
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意味はと言うと、息子が美人局の被害にあって四、五両取られた、という洒落にならないお話です。
江戸時代、おこわに犯罪の意味を持たせた中でも、最も多かったのは美人局だったそうです。
いつの時代も男というのは女がからむと途端に馬鹿になるようで、まして現代でも女から男に言い寄るなんてことは稀ですから、江戸時代に素人女が男に声をかけるなんてことはあるはずもなく、そのあり得ないことが起こるからちょっと奥手の若い男なんかはあっという間に女の策略に嵌ってしまったのでしょうねぇ。
男、特に経験が無くて性欲ばかりが強い若い男の馬鹿さ加減を嗤った川柳と思われます。
美人局の示談金が、概ね四、五両だったそうです。
安い金ではありませんね。
しかしまぁ、何事も経験。
女性に比べて男というものは、若い時分に馬鹿な経験を積んでおかないと、中年になってとち狂うということがあります。
そうなっては手に負えません。
でも若いうちのおバカな行動は、若さゆえに許され、笑って済まされるものです。
少年の成長を描いた名作「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」でも、主人公の少年、イングマルの間抜けな行為がこれでもかと描かれます。
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それは滑稽でもあり、センチメンタルでもあり。
特に私のような、すっかり世間知に冒された中年オヤジには、まばゆいばかりの輝きのように感じられます。
かく言う私も、今となって若かりし頃を思い起こせば、汗顔の至りです。
ただしその代り、馬鹿をやり尽したおかげで思い残しがなく、今さら馬鹿はできません。
男というもの、馬鹿こそ最良の成長の糧のように思えます。
それは所謂、優等生でも同じこと。
このブログを愛読くださる皆様には信じられないことでしょうが、私自身、学校では優等生で通っていたのです。
ただし学校を離れるとやりたい放題やっていた、食えないガキだったことも確かです。
もっとも成長したと気付いた頃には、もう先が短いのだからやれませんねぇ。
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最近2020年の東京オリンピック開催が決まって、お祭りムードと、これからが大変だ、という緊張感が漂っています。
しかし心配なのは、2018年に韓国の平昌で開かれる冬季オリンピック。
これが大変なことになっているようです。
まず、ジャンプやスキーの大滑降が出来るような山が韓国には存在しないこと。
韓国は山を削ってできるようにする、と言います。
その上、あまり雪が降らないとか。
以前平昌で開かれた冬の競技会、可哀そうなくらい雪がありません。
こんな状況で、冬季オリンピックが開催できるのでしょうか?
さらに、当初は空港から高速鉄道を通すと言って選ばれたにも関わらず、金が無いから出来ないとかで、日本が金を出してくれるかどうかにかかっていると、あなた任せ。
駄目ならバスで対応するそうです。
その上、ウィンター・スポーツが盛んではない韓国入りする前に多くの外国人選手は新潟などで調整するはずで、日本に巨額の金が落ちるから、日本は金銭的援助をする義務がある、とまで言い張っています。
サッカー・ワールドカップ日韓共催の際、韓国はうん百億円の金を日本から借りましたが、未だに利息すら返していません。
盗人猛々しいとはまさにこのこと。
このまま行くと、新潟と共催になる可能性すら捨てきれません。
大体なんだって出来もしないのに大風呂敷を広げて冬季五輪を誘致してしまったのでしょうね。
一部韓国マスコミは、日本が援助しない場合、日本選手団の参加を拒否するとかなんとか、勇ましいことを言っています。
是非そうして欲しいですねぇ。
そうすれば韓国は世界の笑い物。
さて、どうなりますことやら。
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最近、帰宅後、一杯やりながらユー・チューブで落語を楽しむことを恒例としています。
お気に入りは、故古今亭志ん朝師匠。
粋な江戸弁に、本格的な江戸落語が魅力です。
それに奇妙な色気があるのです。
当代の噺家では、柳家小三治師匠がお気に入りです。
本格的な江戸落語の正統的な後継者だと思います。
今朝、珍しく上方落語を楽しみました。
人間国宝の、桂米朝師匠の噺です。
さすがに人間国宝だけあって、達者な噺でした。
ただ、江戸落語に親しんでいる私には、違和感がありました。
江戸落語においては、噺家が使う道具は手ぬぐいと扇子のみ。
扇子は時にそばをすする箸になり、時に煙管になります。
一方、上方落語では講談に見られるような台が置かれ、台を叩いたりします。
さらに、宴会の場面ではいずこともなく笛や太鼓、三味線の音が流れてきて、落語にしてはずいぶん芝居がかっています。
江戸落語と上方落語と、どちらが優れているとは言えませんが、シンプルな江戸落語に慣れている私には、上方落語は演出過剰に感じました。
かつて東京の寄席では落語が一番人気で、上方においては落語よりも漫才のほうが人気があったと聞き及びます。
人間国宝の桂米朝師匠の落語が上方においてスタンダードだとすれば、余計なものをこそぎ落とし、シンプルな話芸を求めた江戸落語に軍配が上がるのは当然のことだと思います。
落語という世界に例を見ない一人芝居を保つのは、かくも珍妙な芸を保ち続けた日本人の義務だと言えましょう。
当たり前と言えば当たり前ですが、韓国へ観光旅行に出かける日本人が激減しているそうです。
今年は去年より3割も減り、人数にして10万人以上の減少。
韓国の旅行業界は悲鳴を挙げ、韓国政府に救済を求めているそうです。
さらにはリストラ、給与の削減など、身を切る努力を続けているようです。
一時期、わが国ではにわかに韓流ブームが沸き起こり、多くの日本人観光客が日本海を渡り、彼の国に巨額の金を落としました。
外国人観光客のうち、日本人がメインであっただけに、経済的打撃は大きいようで、ロッテ・ホテルグループなどの巨大資本ですら、経営が危うくなっているそうです。
しかし全ては、身から出た錆。
前大統領は実効支配している竹島に出かけて行っていらぬパフォーマンスをしたり証拠が無い慰安婦問題で難癖をつけたり。
対馬の寺から仏像を盗んだ韓国人の泥棒を捕まえながら、仏像を対馬に返さなかったり。
今の大統領も、中国にすり寄って強硬な反日姿勢を崩さず、寛容な日本人も嫌になっちゃったということでしょう。
さらにはいざという時のための通貨トラップ協定にしても、中国とは早々に協定の延長に合意しながら、わが国との協定は延長する気がないようです。
しかし元とウォンという、基軸通貨からはほど遠いマイナーな通貨同士でトラップ協定を結んでも、いざという時役に立つとは思えません。
朝鮮半島は長く中華帝国の朝貢国の地位に甘んじ、何かあれば中華帝国が助けてくれるという本能みたいなものがあるようで、中国に庇護してもらうのは心地良いんでしょうねぇ。
そのくせ漢字は韓国人が作った韓字だと言い張ったり、孔子は朝鮮人だと珍妙な説を唱えて悦に入っています。
なんでもわが国の武士道も剣道も茶道も忍者も全て韓国発祥なんだそうで、その韓国の起源好きをからかって、米国で、ピザの起源が朝鮮半島であると突き止めた、といういかにも皮肉な放送を垂れ流していましたっけ。
どうやら世界のあらゆる文化や芸術、学問や技術、食文化は、全て韓国が起源であるようです。
なんと言う偉大な人々でしょうね。
隣国に住む者として、誇りに思います。
この上は、次々に偉大な発明や文化の起源は全て韓国人であるという証拠を探し出し、わが国を含めた世界の人々の失笑、もとい、称賛を集めて欲しいものです。
お世辞にも可愛いとは言えない素人くさい着ぐるみを着て、下手なお笑い芸人よりも素敵なトークを甲高い声で繰り広げる船橋市非公認キャラクター、ふなっしー。
梨の妖精なんだそうで、得意なのは「ヒャッホー」・「梨汁ぶしゃー」などと叫びながら気色の悪い激しい動きで跳びまわること。
その異様な風体が受けたのか、個人が勝手にやっているゆるキャラとは思えない、全国的な人気を誇っています。
私は7年くらい前からひこにゃんのファンで、好きが高じて彦根城まで実物に会いに行きました。
王道キャラらしい、見事なパフォーマンスに酔いしれ、ガキどもを押しのけて満面の笑みでひこにゃんと手をつないで撮影した写真を、大きく引き延ばしてリビングに飾っています。
しかもその時、ひこにゃんは柔らかい足で私の足を踏むというサービスぶり。
感激でした。
本当はひこにゃんのような王道を行くキャラクターが好きですが、ふなっしー、気味悪すぎてつい見入ってしまいます。
近頃、ふなっしーの入浴というか行水というか、そういう動画が人気を呼んでいるそうですね。
動画をご覧ください。
ふなっしー、体のサイズぎりぎりの盥でいかにも気持ちよさげに入浴を楽しんでいますねぇ。
しかし上がろうとして、着ぐるみが水分を吸って重くなったのか、こけてしまい、もはや風呂から上がるのも大仕事です。
どちらかと言うと過激でユーモラスな言動で世間の注目を浴びたふなっしー。
そもそもゆるキャラがしゃべるということが、衝撃でした。
しかしそれに限界を感じたのか、あまりしゃべらず、ひたすら入浴に励み、ついには転倒するという体を張った芸は、見る者をなぜだかほのぼのとした気分にさせるから不思議です。
みなさんも上の動画を見て癒されてください。
ふなっしーの新たな展開に注目するとともに、末永い活躍を祈念いたします。
昨日まで忘れていましたが今日は私と同居人が入籍した日です。
世間では結婚記念日と呼ぶらしいですね。
あれは平成10年のことでした。
本当は平成10年10月10日にと思っていたのですが、その日は希望していた式場が一杯だったのと、互いの両親がもっと早くしろ、とプレッシャーをかけてきたため、ヘタレの私たちは素直にそれに従ったのでした。
じつにくだらぬ儀式と宴会ではありましたが、それをすることによって、親戚や職場の人々から祝福されるという僥倖に恵まれました。
最近では、仲人を立てないなんて当たり前で、そもそも儀式も宴会も行わない、という若いカップルが増えているやに聞き及びます。
それは個人の自由意思に任せるべきですが、経験者としては、やった方が楽だし得だと思います。
同世代でやらなかった人を知っていますが、両親や親類から長きに渡って責められ、友人や職場関係の人々から変人扱いで白い目で見られていましたから。
本当は私も大金をつぎ込んでそんなことをやるのは嫌だったのですが、世の中には常識というものがあり、常識に従っていれば、まず、まともな大人として遇されるので、そのほうが得するという冷徹な損得勘定を働かせ、仲人も立て、儀式と宴会を執り行いました。
その日はずいぶん飲まされましたが、緊張していたのか、不思議と酔いませんでしたねぇ。
去年は私も同居人も今日という日の意味を完全に忘れており、数日後に気付くという間抜けな状況になってしまいましたが、今年は幸い思い出したので、花でも買って帰ろうかと思います。
花というのは安価なわりに喜ばれるという、費用対効果が高い贈り物であるように思います。
あれから15年が経つのですねぇ。
おぎゃあと生まれた子どもが中学3年生になるほどの年月なのですから、お互い老けるわけです。
よく離婚せずに続いたものだと、感慨無量です。
子供などという面倒なものが出来なかったおかげで、今も私と同居人は漫才コンビのようなふざけた関係を保ち、しかも互いの個室には決して入らないというルールを守り、財布も別にしています。
近いようで遠い関係性が、私たちを維持せしめているものと想像します。
人によっては冷たい関係だと思うかもしれません。
15年間、一度も喧嘩していないというのも、喧嘩ばっかりだけど仲良しみたいな関係を理想とする人からは、冷たさの証拠に見えるかもしれませんね。
しかし私としては、べたべたと互いに甘え合うような関係は気持ち悪いので、互いを尊重しているという意味では良好な関係性だと自負しています。
これから何年一緒に暮らすのかは分かりませんが、離婚するにしろ死別にしろ、その時が来るまで今のような関係を維持したいと考えています。
昨日、すっかりお馴染みとなったAKB48グループの人気投票結果の発表をテレビ中継していました。
総選挙などと大げさな名前をつけ、若い女性たちに序列をつける、なかなか過酷なイベントですねぇ。
で、なんでも指原某なる人物が、大番狂わせで1位を獲得し、彼女に敗れた大御所の先輩や、スタジオで中継を見守っていたコメンテーターのテレビタレントたちは、一様に小馬鹿にしたような発言をしていました。
それが許されるのも指原某の人徳でしょうか。
なんでもこの人、恋愛禁止という秋元康が定めた掟を破ったとかで、AKB48から博多のHKT48に飛ばされたそうで、今回ファンが彼女に大量の票を投じたのは、時代錯誤な掟を守らせようとする秋元康への批判なんではなかろうかと感じました。
この世には破っても構わない掟というのがあります。
10代から20代の若い女性に恋愛禁止なんて定めたって、破るほうがむしろまとも。
掟を知って加入したのだから守るべきだ、というのは正論ですが、それじゃあ、あんまり堅苦しくて、観てるほうも退屈するというものです。
また、政治家は一つだけ、公約を破っても構わないことがあるとされているとか。
それは、増税。
増税はしませんという公約は破っても構わないというのが政治家の常識だと聞いたことがあります。
恋愛禁止はどうでもいいですが、国民をだまし討ちにするような増税については、困っちゃいますねぇ。
こっちの公約は守ってほしいものです。
秋葉原に専用の劇場を持ち、公演を開始した頃は、メンバーの人数よりも客の数が少なかったとか。
苦しい時代を耐えて人気者になったのですね。
しかし、少女アイドルの旬は極めて短いのが当たり前。
このグループの人気は、これから下降の一途をたどるものと推測します。
それは古いメンバーを卒業させ、若いメンバーを増やしても止められないでしょう。
一世を風靡したモーニング娘。の現在の体たらくを見れば明らかです。
生き馬の目を抜く競争の厳しい業種ですから、遠からず新たなガールズ・ユニットがとって代わるでしょう。
ひこにゃんにはじまり、今はくまもんが大人気のゆるキャラブーム。 ひこにゃんです。
くまもんです。
私はひこにゃんが大好きで、7年前、ひこにゃんに会うため、彦根城を訪れました。
同居人に言わせると、彦根城の一室にひこにゃんが現れた際の私のテンションは異常に高かったそうです。
私は並み居るガキどもを押しのけ、ひこにゃんと手をつないで写真におさまりました。
その際、ひこにゃんは私の足を踏むというサービスぶり。
楽しい旅でした。
最近、船橋の梨の妖精にして船橋市非公認のゆるキャラ、ふなっしーが大人気です。
ゆるキャラとは思えぬ激しい動きで跳んだりはねたりするばかりか、ゆるキャラとしては掟やぶりの、しゃべるという特技を持ち、そのトークは下手なお笑い芸人よりも冴えています。
船橋市議会でふなっしーが話題になり、ふなっしーのあずかり知らぬところで良いだの悪いだのと話し合い、結果、公認せず、放置。
そのへんを下の動画でご覧頂きたいと思います。
ふなっしー自らが船橋市議会での討論について語り、涙を誘います。
お世辞にも可愛いとは言えない、素人っぽさ漂う外観と、予想を裏切る激しい動きは、見るものの度胆を抜きます。
哀愁さえ感じるうらぶれた外観からは想像もつかない動きと頓智の効いたトークで、近頃ではテレビでも時折見かけます。
日本人というものは、よほど奇妙なものがお好きと見えて、だからこそ秋葉原のヲタクや、ギャルのようなポップ・カルチャーがもてはやされるのでしょう。
かつてわが国で外国人を魅了した文化は、禅や武士道と言った、高い精神性を感じさせるものでした。
それが今は、遊び心満載のポップ・カルチャーが受けているというわけで、それは日本人の一人として誠に喜ばしいかぎりです。
考えてみれば、江戸落語などは、世界に例を見ない馬鹿馬鹿しく面白い、究極のポップ・カルチャーと言うべきものでした。
その伝統は脈々とわが日本人に受け継がれ、今、世界の若者を魅了しているというわけです。
日本文化の伝統を背負って現れたふなっしーの、末永い活躍を祈念いたします。
なんでも今日は恋文の日なんだそうで。
やや無理目ではありますが、5月23日で恋文と読むそうです。
某映画会社が定めたとか。
かつて、恋文は恋情を伝える重要な手段でした。
しかし今、電子メールでのやりとりが一般化し、手で紙に文字を書いてそれを郵送するなどという悠長な手段を採る者は壊滅しました。
郵便は、もっぱら印をついた原本が必要な時や、内容証明、配達証明など、争い事の際に証拠となるようにわざわざ使う面倒なものに成り下がってしまいました。
確かに今、まず手紙を書くということはありませんねぇ。
電子メールのほうが早くて便利だし、ファイルを添付することによって大量のデータを瞬時に送れますから。
しかし、これらによって現代人が苦しめられているのも事実。
毎日職場のアドレスには何十通というメールが届き、しかもそのうち半数以上は、参考程度にCCで送られてくるものです。
そうは言っても一つ一つチェックしなければそれがどうでも良いものか重要なものか分からず、職場ではメール恐怖とでも言うべき者が続出しています。
それに比べて、手書きの恋文というのはずいぶん優雅で趣深いものです。
相手のことを考えながら、ゆっくりと、書き連ねていくわけですから。
思い起こしてみると、私は恋文なるものを贈ったことも貰ったこともありません。
多分私の世代くらいを境に、恋文というものは廃れたのではないかと想像します。
かつて渋谷に恋文横丁なる小汚い飲み屋街があり、学生の頃、時折訪れました。
恋文を代筆する者がそこにいたからそう名付けられたと聞いたことがありますが、ことの真偽は定かではありません。
今となっては誰も恋うることなどありませんが、生涯に一度くらい、下手な手書きで恋文を書いてみたいものです。
下手な和歌なんか添えちゃったりして。
でも、貰うのは嫌ですねぇ。
堂々たる中年オヤジの私に恋文を寄越すなど、どうせ碌な女ではありますまい。
近頃とみに、女性特有の、思い込みの激しい強い恋情に嫌悪を感じるようになりました。
私も30歳くらいまではそこそこ女性にもてたりして、それを良いことに悪行におよんだことも数知れませんが、今となっては、最も怖ろしいのは女性の強い情です。
幸いなことに、同居人はあっさりしていますが、それでも、時折くだらぬことをぬかして私を困らせます。
すなわち、自分はいつも君を見つめているのに、君は自分をちっとも見ようとしないだとか、早寝しようと布団にもぐりこんだ私に覆いかぶさって、自分が先に死んだらずうっとこうやって君に覆いかぶさってやるだとか。
困っちゃいますねぇ。
かつては惚れあって一緒になったとはいえ、もう15年も経つのですから。
古女房の顔など長時間見ていられるはずがないというものです。
かつて、ドイツの文豪ゲーテは、80歳を過ぎて16歳の少女に恋をし、熱烈な恋文を贈ったと伝えられます。
ことほど左様に恋情というものは人間性を狂わせる怖ろしいものです。
私がそんな恋情に駆られることが今後起ころうとは考えにくいですが、恋を忘れて久しいこの身に、淡い恋心が芽生えたとしたら、それはそれで楽しいのではないかと想像して、独り悦に入っているのです。
そんな僥倖に見舞われたのなら、一世一代の手書きの恋文でも書いてみましょうか。
今日はなんということもなく、休暇を採りました。
現時点で消化していない休暇は30日。
20日間は来年に繰り越せますが、21日以上残すと12月末日をもって権利が消失してしまいますので、あと10日は年末までに使わなければなりません。
多くの同僚が年休を使い切れずにいるところ、私は必ず、20日だけを残して使い切るようにしています。
年休を残すなんて、給料の一部を返還するようなものですから。
時は金なり、と言いますからねぇ。
少し朝寝を楽しんで、8時過ぎに起きて新聞を見たら、牧伸二さんが亡くなったとの記事が目に飛び込んできました。
私が小学生の頃から、ウクレレを抱いてだるそうに、「あぁあぁ、やんなちゃったぁ、あぁあぁあぁ、驚いた」、とやっていました。
世の中やんなっちゃうことも驚くことも溢れかえっていますから、ネタが尽きることは無く、いわゆる一発屋とは正反対の、息の長い芸人でした。
自宅近くの多摩川に転落して亡くなったとかで、橋の欄干を乗り越える姿が目撃されていることから、警察は自殺の可能性が高いとみて捜査しているようです。
お笑いの人の自殺というのは、なんだかいやぁな感じがしますね。
生きることがやんなちゃったんでしょうか。
平成14年に脳出血で倒れながら、リハビリを乗り越えて復帰したというのに。
お笑いの人の自殺というと、桂三木助師匠、桂枝雀師匠、ポール牧などの名前が浮かびます。
いずれも芸人として大成功をおさめていただけに、その死は謎めいています。
しかし私たち安サラリーマンには理解できない、人気者ならではの苦悩があったんでしょうねぇ。
牧伸二さんのご冥福をお祈りします。