ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

マラソン、泊りは居酒屋が決め手!

2020-01-23 09:53:23 | ランニング

 かすみがうらマラソンまで3カ月切った。もういいだろう、宿決めたって。

 12月初め、寒中滝行に飛び込む気合いで、えいっ行け行けじゃ!で、申し込んでみたものの、体力走力の衰えは歴然、とてもじゃないが春先フル完走なんて無理じゃないか。ハーフ2つも走った後に臨んだ長井フルであれだもの。レース後、強烈痙攣の両足を投げ出したまま、一人また一人と帰って行く参加者の後ろ姿を追っていたあの辛さ、惨めさ、心細さ!怖いよ、土浦くんだりまで出かけて、痙攣で歩けず!なんてさ。

 この冬場、どんだけ走れるかにかかってるな。トレーニング怠けて筋力落とすようなら、止めた方がいい。不様は地元だけで沢山だ。かなり追い詰められた気分で始めた冬ランだったが、これが思いがけず、順調に走れている。12月にゃ外ランも2回。その後もジムトレで週4日は10キロ走を続けている。1月の月間走行距離はどうやら200キロに届きそうだぜ。

 よしっよし、これなら4月のかすみがうら行けるんじゃねえか。だったら、宿取ろうぜ。

 レース会場は土浦だが、ホテルなんてほとんどないし、どでかい大会前日、予約なんて取れるわけない。それは前回、経験済みだ。狙い目は途中の駅周辺。そこそこ大きい町じゃないと宿は見つからない。で、今回も柏市だ。楽天トラベルで最安値ホテルをゲット!

 常磐線沿い、土浦まではそこそこかかるが、一本だし、9時半スタートのレースならゆっくり間に合う。それに、前回気に入った焼き鳥屋がある。これ、これだぜ、何よりの決め手は!

 もちろん、走るのが目的だぜ。そのための年に1,2度の旅ラン、遠征レースだ。でも、遠くまで出かけるんだ、楽しめるとこは存分に満喫して来なくっちゃな。レース前日は朝早く立って、都内で芝居を見る。これが最初の目玉。あっ、これについちゃまだ決めてない。昼の部を見て、夜の部も、なんて2本立てにはもう無理、かと言って、レースに備え早めに宿に入るったって、夕食もあるしなぁ。で、赤い灯誘う街中にそぞろ足を向けるわけだ。ったって、無茶やるわけにゃいかん、翌日は6時間近く走り続けるわけだからな。探すのは、心地よく飲んで食って時間つぶせる居酒屋ってことだ。

 条件としちゃ、まず何と言っても安い。次に美味い。で、できれば雰囲気がいい。そんな三拍子揃った店を初見参の街で見つける、こりゃそうとうの目利きが必要だ。安全なのはチェーン店だが、それじゃあまりに安易過ぎる。ここはやっぱり、地元ならではって店を見つけたい。1時間近くもグルグルと飲み屋街をさ迷って、ここぞ!ってところに飛び込む。が、ほぼ失敗だな。売りの焼き鳥そのものが、吐き出したいくらいに不味かったり、切り盛りしてるオバサンが不機嫌だったり、御馴染み客がこれ見よがしだったり、店が穢かったり、その上、お会計、えっ!そんな!!なんて。まっ、そういう不運も不徳の致すところ、これもまた思い出だぜ、諦めて、缶酎ハイをしこたま?買い込んでホテルに帰る。

 ほとんどがそんなド外れ、選外、ティッシュ1個なのだが、唯一、ここは当りだぜぇ!ってのが、柏の焼き鳥屋だった。若い衆がとても品があって、しかも仕事が丁寧なんだ。焼き鳥焼いてる兄ちゃんが知的で上品だなんて!時代の変化をまざまざと感じちまったな。こういう若者が飲食店に自分の未来を託すんだ!目の前で焼く鶏串も、冷蔵ケース内では乾燥しないようラップにくるんである。こだわりあるんだ、味にも。実際、美味い!特に、つくねの味は絶品、思わず追加を頼んでしまった。も一つ気に入ったのが、店員のお姉ちゃん。元気いい。それもよくある空気無視する空騒ぎって感じは全然ない。お客さんに応じて、対応も変える心遣いのきめ細かさ。こういう若い娘が明るく立ち回っているだけで酒も美味しくなる。そんなことほとんどしないんだが、記念にツーショット撮ってしまったものな。

 と、なりゃ、泊りは柏の安ホテル、お目当てはその焼き鳥屋で決まりだろ。今でも店続いてるかな?良心的過ぎて、つぶれちまったかもしれない。焼いてた兄ちゃん、お客さばいてた姉ちゃん、逢えるかねぇ。

 で、その店の名、それが思い出せないんだぜぇ、もうまったく!

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする