ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ちょっと待て!そのポチっとが世の中壊す!

2020-01-01 10:34:19 | 世の中へ

 いやぁ、読みかけの本が面白くってねぇ、年の暮れ?知るかそんなもん!で読み続け、気が付けば、もう上巻も残り少な。ああ、すぐに続きが読みたい、この先どうなるの?ほれっ、ほれ注文しなくっちゃ。アマゾン、ワンクリックで明日にゃ届くぜ。

 画面にゃアマゾンの注文画面、右手にゃマウス。右人差し指の一押しで願いはすぐさま叶う。さすれば、上巻読み終えてすぐに下巻に貪り付ける。さぁ、さっさと一押し。

 が、ついに一昨日も大晦日の昨夜もそのワンクリックができなかった。

 だってなぁ、これ注文すれば、注文受けた人、本を探す人、包装する人、発送する人、配達する人、何人もの人間が大晦日、正月元旦、三が日、働くことになるわけだろ。それ思うと、手前の身勝手な欲望くらいちっとは辛抱しろよ、って思うんだぜ。二日や三日、続きがお預けになったからってなんだい、話しの展開が変わるわけじゃあるまい。まして、世間がひっくり返るわけじゃ、毛頭ない。

 とは言ってもなぁ、俺一人が我慢したからって、働いてる人たちの勤務軽減にゃ繋がらんとも思う。かえって、どうせ勤務するなら仕事があった方がいい、って人だっているかもしれない。世の中、盆暮れ正月もなく働くって方向に一気に流れ落ちつつあるからなぁ。雁字搦めで転がってるからなぁ。

 でも、そんなブラック続けてたら、世の中全体、奈落に落ちそうだってようやく気付き始めたようだしな。だったら、我が儘一つ抑えることでささやかに賛同するってこともありなんじゃないか。

 そう、今の社会、みんなの身勝手、やりたい放題、つまり欲望を全開することを前提に経済が動いてる。そこんとこ、も一度考えてみようぜ、ってこった。

 グレタさんも必死で叫んでることだしな、身近な一歩から、いや、数ミリの体重移動から、始めるしかないんだろうぜ。

 で、そのめっちゃ面白い本てのが、・・・ふふふっ、そいつぁ、下巻まで読み終わってからのお楽しみってことで、・・・・

コメント
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