ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

公演ビデオは役者の足跡!

2020-01-16 09:12:35 | 菜の花座

 菜の花座、前回公演『流れ旅 真っ赤な夕日の』の公演ビデオ、作った。キャスト、スタッフ全員分18枚。いえいえ、18セット!

 上演時間、休憩5分を含めて2時間10分、1枚のDVD-Rじゃ収まらないんでね、前編、後編の2枚組ってこと。この作品、フレンドリープラザと岩手西和賀町銀河ホールと2度の公演、どっちもダビングして全員に渡してもいいんだが手間暇思うと、ビデオ制作係の身としちゃちょっとご勘弁、決定版として、銀河ホールの舞台のものだけ配ることにした。

 それでも18枚×2で36枚、これ焼くとなると、けっこう大変なんだぜ。

 まず、カメラのSDカードからデータをパソコンの外付けハードディスクに取り込む。これ、まるまる上演時間と同じ、いや、もっと長いかな?前回の制作の時は、ここで躓いた。ハードディスク、満杯の警告出て、途中で停止!ガーン!!なんてことを何度か繰り返してやっとこ保存できた。恐る恐るの今回、ダメなら新しく外付けハード買うしかないか、でもまだ40ギガ空いてるしなぁ、スペースあるじゃねえか、頑張れよハードディスク!

 声援、叱咤の甲斐あって、ここは無事通過、ここまで1日目。次にビデオ編集ソフト立ち上げて、前後編の境を決め、前編分1時間15分分を編集ラインに乗せてタイトルを付ける。文字の現れ方とか消え方とか、うーん、悩むなぁ。まっ、いい、これで行こう!問題は中身だぜ。この映像をテレビとかで再生可能なファイル形式で再度ハードディスクに出力。これ、またまた長時間。が、出力済めば一安心。これでディスクを壊さない限り、永く?保存できる。やれやれやれ、で、これが2日目の仕事。

 3日目は、保存した映像をまた編集ソフトに呼び込んで、いよいよ、DVD-Rに焼き付ける。1枚10分前後で完成するんだが、その前のオーサリングってやつがやたらちんたらしやがるんだ。18枚すべて焼き付け完了にはほぼ半日かかった。その間、10分おきにDVDを入れ替えにゃならんから、付きっ切り、出掛けるなんて論外なんだぜ。暇な夕方から夜にかけての作業で、後編は翌日回し。

 よしよし、なんとか焼き上げ終了36枚!でも、表、真っ白けで渡すなんてそんな不機嫌面のファミレス定員みたいな不親切はできない。前編、後編の区別だって見てすぐできるようじゃなきゃ不便だし、何より公演の記念品にならんもの。って、ことで、チラシのデザインを1枚1枚プリント。これもまた付きっ切り半日仕事!作業開始から5日かかってようやく公演ビデオが完成したぜぇぇぇぇ。

 もう、あとは知らん!ケースに表書きは各自勝手に工夫しろ。それぞれの大切な足跡だ。思いを込めて仕上げて、宝物の陳列棚に並べてくれ。あっ、もちろん、何度で見直して、自分の演技も確認してくれよな。

コメント
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