ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ポスター貼りは地域活動!

2018-11-09 09:59:45 | 菜の花座

 公演本番まで残り40日!そろそろ追い込み、って言いたいところだが、アップ終わってようやく調子が上がってきた、ってところ。遅い!出遅れだ!スタートダッシュに失敗だ!いや違う。とっくに号砲なって、みんなとっとと先を走ってるのに、靴の紐結び直したり、トイレに行ったり、忘れもの取りに行ったりと、滅茶滅茶あたふたして、やっと走り始めたレース、ってところだ。台本の仕上がりそのものが遅すぎ!音楽、ダンスが入る芝居で、2か月半で仕上げる!?ってそれ無謀だろ。

 ポスター、チラシが仕上がったのも先週、宣伝活動の方も遅れに遅れてる。先週は町芸文祭でチラシ配布、今週はなんとしても町内小松駅周辺のポスター貼りしなくっちゃ。天気の様子見してたら、ここまで伸びてしまった。

 今回も二人、チラシとポスターを持って、コンビニや商店を軒並み回る。ジイサンだけで、てのも胡散臭いし、女性一人に任せるのも穏当じゃない。ジジイと若き女性、って組み合わせが、相手に安心感与えるんじゃないかな。

 以前はコンビニ、貼ってくれないところが多かった。本部の締まりが緩んだのか、地域に密着しなけりゃってやって行けないって意識にたどり着いたのか、今じゃ、どこのコンビニも快く貼ってくれる。スーパーも同じだ。入場料取る催しはお断り、なんてお高くとまってたところも、掲載ボードを工面して貼ってくりるようになった。でも、出店間もない県外資本の大型店は、まだまだ昔のガードの固さ、早く地域規範に気付いてもらいたいもんだね。

 小松の駅前商店街も欠かせない。来客数から言ったら、コンビニや大型店にゃ敵わないだろうが、お客さんとのやり取りがある分、公演情報も伝わりやすい。とは言え、ポスター見てホールに足を運んでくせる人はほぼゼロだろう。チケット捌きから見りゃ無駄骨折りだ。だがね、地元商店を軒並み回るには、それ以外の成果?もあるんだ。

一つは、菜の花座の存在を知ってもらえること。川西でもう20年も活動を続けてる劇団があるってこと、ほんと、驚くほど知らないからねぇ、地元の人たち。公演のポスター見て、ほぉーっ!もう40回も公演してんのか!?って見知ってくれる。公演のたびごとにご近所回りするようになって2年、今じゃお互い顔見知りになりつつある。この親近感を作り出すってことがいつか役に立ってくるはずだ。

 それと、商店によっては、大型店との争いに負けつつあるようなお店もないわけじゃない。よくやってられんなぁ!ってつい入るのもためらってしまう裏さびた店だってあるわけさ。それでも、建付けの悪いガラス戸の奥、裸電球の下で、こつこつ仕事に励んでたりする。いつまで続くんだろか?と、こちらが気が重くなったりするが、そんなこたぁ、大きなお世話なんだろう。で、こういうお店にポスター貼りをお願いするってのは、そのお店に対するリスペクトなんだって気がするんだ。ほとんどの買い物客が素通りする、いや、通る人そのものがほとんどない、そん中で、劇団菜の花座がお願いに上がる、ちっとはホッとした気分を味わってもらえるんじゃないか。なんて、おこがましいが、地域の活性化、ってそんなところからも始まるんだろうな。

 貼り終えれば、劇団の稽古。集まってきたメンバーたちもチラシ配りの相談など始めていて、ようやく、気合いが入ってきた。そう、町内50店近くのポスター貼り、団員の意欲かき立てるって点でも大切なんだよな。

 

コメント
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