ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ええいっ、機械で脱穀だ!

2018-11-07 11:30:52 | 食べ物

 小豆、一気に枝葉がらみ収穫、車庫の中へ。晴れれば、下に敷いたブルーシートごとえっさえっさと引っ張りだして天日乾燥、そろそろ2週間以上になるなぁ。葉っぱも枯れてかさかさ、そろそろ莢摘まんと。

 日向ぼっこがてら手摘みするか、なんか、山椒大夫にそんなシーンがあったような。背中丸めて、一莢、一莢ちぎりとる。うーん、完全に農家の婆さんスタイルだぜ。一株むしり始めて、こりゃ容易ならぬ作業だぞ、って気が付いた。大きなブルーシート一杯に広げた小豆の株、ここから全部の莢を摘むとなると、1日、2日じゃすまねえぞ。いっくら年金ジジイ、おっと、この言葉、青森市議の若造から言われたかないが、だからって、毎日日光浴してるほど暇じゃない。ここは一丁、機械のお力をお借りするか。

 豆の脱穀関係は、神さんの領分、安易に手を出すと、この先もこっちにお鉢が回ってきそうで、できれば避けて通りたいところだが、小豆から車庫を奪還するには止むをえまい。小豆に居場所を奪われてるからね、トラック、いつまでも雨ざらし可哀そう。慣れない大豆脱穀機を引っ張り出して、作業に掛かった。

 大豆と違って枝が蔓状なのと、根元近くまで莢が着いているので、腕まで引っ張り込まれないよう、びくびくしながらの仕事だ。莢から実が落ちるか心配だったが、乾燥が十分だったので、やり直し、なんてこともほとんどなく、スムーズに進み。2時間ほどで、すべてこき終えた。やっぱり、速えや、機械は。

 飛ばされた粒とか、葉っぱに隠れてるものなんか、丁寧に集めて、篩にかけて、終了。葉っぱや土なんかをふるい分ける唐箕の作業は、また、後日ね。ああ、もう、十分働いた。年金ジジイの作業ノルマは達成だな。

 

コメント
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