ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

お日様の効用!

2018-11-19 09:16:39 | 農業

 風邪気味押して、恐る恐るブルーベリーの雪囲いやっつけたら、風邪の奴、どっかに吹っ飛んで行っちまった。恐るべし肉体労働!感謝あるのみお天道様!暖かい日差しに包まれて体を動かす、これ、絶好の療養なんだなぁ。

 風は冷たくなっちゃいるが、日差しはまだまだポッカポカだ。例年なら秋の長雨とか氷雨とかで、し残した作業を思いつつ恨みがましく空を見上げる頃なんだが、今年は、いつになく暖秋、気持ち良く冬支度が捗っていく。そういえば、朝は良いよい、すぐさま曇り、って「朝てっかり」も少ないなぁ。おお、そうだ!置賜名物、居座り朝霧で午前中台無し!なんて日も数えるほどだった。今年のお日様、よっぽどご機嫌麗し、なんだぜ。

 さっ、今日もお天気様のご気分変わらぬうちに畑の始末をつけちまおう。すでに黄大豆、茶豆は収穫した。残るは晩生の青ばた豆と黒大豆。もういくらなんでも葉っぱ落ちてるだろ。一人でやるってのがちょっとしゃくだが、まっ、大した量じゃない。1時間もありゃ終わるはずだ。やっちまえ!

 根っこごと引っこ抜き、土を払って何か所かに積んで行く。今年は、脱粒が少ないなぁ、いつもだと大量に落ちていて痛ましさに胸つぶれるのに、茶豆でさえ1株に1,2粒あるかなしかの律義さだ。青豆も黒豆もほとんど落ちていない。これだと手荒に扱うことができて、仕事はほいほい進む。全部抜き終えて、畝に沿って3列の枝ごと大豆の山、その間にトラックを乗り入れて、積んでは動きを繰り返し積み込み完了!ほらな、ちょろいもんだぜ。雨が少なく、乾き具合も上々なので、小屋の中にシートを敷いてべた置き。あとの脱穀・調製は神さんの仕事、豆、カボチャ畑はこれですべてきれいになった。

 なんか、調子乗って来たぜ、このまま昼飯、もったいねえなぁ。お日さん和やかに見守ってくれてることだし、そうだ、ボカシに使う米ぬか集めに行くか。畜産農家との争奪戦激しい米ぬか、何度でも行って数撃ちゃ当たるで頑張るしかない。ダメもとで、今日も行ってみるか、トラックも出てることだし。

 気持ちよく働けてる日は、いいことあるもんなんだなぁ!なんとコイン精米の糠置き場、満杯だぜ。うひょー、ほくほくだね。持参したビニール袋にどんどん詰めて行く。途中、精米機の利用があって、糠が頭の上から降り注いだって、そんなこたぁ気にしない。どうぞ、どうぞ、ご利用くださいよ、糠削ってくださいよ、ってもんだぜ。

 用意した袋10枚、すべて満杯に詰めてもまだ精米機1台分は手付かずだ。うーん、もっと袋持ってくりゃよかった、残念!でも、10割詰めの10袋、これに我が家で出たもの加えれば、今年のボカシ作りにゃ十分だ。いやぁ、まさか、こうまで大当たりとはなぁ、これも暖かな日差しのお陰だな。大豆も終わった、ボカシ用米糠も手に入った。もう幸せ気分全開だぜ。さっ、次の晴れ間はいつなのかなぁ?この調子だと、寒気来ぬ間に雪囲いだってすべて終わるかも、イエィ!

 

コメント
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